この作品はいかがでしたか?
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コメント
8件
続き楽しみにしています!
続きが気になる(◎ω◎)
待ってました〜!!!受験勉強お疲れ様です(* ´ ˘ ` *)無理のない範囲で頑張ってください!!! 今回のリクエスト投稿も良かった、、、というか、ゾワゾワしたというか、、、。とりあえず続き楽しみにしてますヽ(^0^)ノ
最近あげられてなくて本当にすみませんm(*_ _)m
受験生なんで勉強に追われる毎日でして(←勉強してねえだろ)
夏休み中にできるだけあげるんで許してください!
それではどうぞ⤵︎⤵︎⤵︎
僅かな温かさを感じて、俺は目を覚ました。
木兎
ぼんやりとした意識の中、手探りでポケットの中のその温かいものを取り出す。
暗い森にふわりと淡い光が浮かんだ。
木兎
手の中には小さな水晶の飾り。
それを見た途端記憶が蘇る。
木兎
ほんの数時間前のことだ。
赤葦と二人で校庭に向かう途中、俺は見慣れた姿を見かけた。
木兎
木葉
木葉
木兎
赤葦
すると木葉はじゃあ、と言ってポケットに手を突っ込んだ。
木葉
そう言って差し出されたのは、小さめの綺麗にひかる石だった。
木兎
赤葦
木葉
渡されたそれを手の中で転がしてみる。
き蛍光灯の光が反射しキラキラ光ってて、ほんとになんでも浄化してくれそうだ。
木葉
ヒラリと手を振って歩いていこうとする木葉の腕を俺は掴んだ。
木兎
木葉
木兎
何度も食い下がると木葉はやっと首を縦に振り、俺たちは3人で校庭に向かった。
木兎
これのおかげで俺は髪に襲われなかったのだろう。
辺りを見回すと、既にみんなの姿は跡形もない。
木兎
とにかく、ここにいたのではどうにもならない。
俺は弾かれたように暗い森の奥深くへと走り出す。
空気はどこか重苦しく、まとわりつくようで気持ち悪い。
振り払うように、俺は必死で手足を動かした。
木兎
前方に分かれ道が見える。
迷っている暇はない。
一瞬も足を緩めず勘で左に向かった。
川の流れる音がする。
空気がさらに重くなる。
やがて、俺の足は止まった。
その先にあったのは…