博士
ここじゃな

博士
あのー、金子夏菜子さんの病室は?

受付
どちら様でしょうか?

博士
友人じゃ。お見舞いに来たのじゃ。

受付
わかりました。確認いたします。

受付
405です。

受付
エレベーターで4階です。

博士
ありがとう。

金子夏菜子
はい。どちら様でしょうか?

博士
(もう話せる状態なのか!意識があるってか!)

博士
(まぁいい。)

博士
久しぶりじゃな。

金子夏菜子
…。

金子夏菜子

金子夏菜子
なぜ来た?

博士
そりゃ、ニュースを見てじゃな。まさか!と思ってじゃな。

博士
駆けつけたのじゃ。

金子夏菜子
言っておくけど、捨てたのはあなたの方よ?

金子夏菜子
あなたが酒に酔った状態で、私に暴力を振るうのですから。

金子夏菜子
酒を飲まなければ、優しかったのにね…

博士
なに!よくもそんなことを!

博士
まぁいい。お前が死ぬのは、決まっているのじゃ。

博士は、隠し持っていたナイフ
を取り出し、夏菜子に向けた。
金子夏菜子
やっ!ちょっと待って!

金子夏菜子
お願い!もうあんな痛い思いしたくないの!

博士
大丈夫!その時は痛くても、死んだら楽になれる。
お前もそう思うじゃろ?

博士
少しの辛抱じゃ…

博士
さようなら…

金子夏菜子
きゃー!!!!!

博士
うっ…

博士
な、なぜ…じゃ…

金子夏菜子
え…。

ロボット
ふぅ…間に合った。

博士
な、なぜ…お前が…?

ロボット
さすがに、キリがなくてな。

ロボット
多すぎるんだよ。人口が。悩み抱えているやつが…

ロボット
だから、自首しに行ってくる前に、良いことをしようとな。

博士
さすがワシの作ったロボットじゃ…

流石に年であったのか、重傷であった博士は、その場で死んだ。
金子夏菜子
あ、あなたは、私を襲った…

ロボット
あぁ…だから、何でも命令しろ。今すぐ死ね!も覚悟の上だ。

金子夏菜子
でも、助けてくれた。

ロボット
ん?いや、それは違う。

金子夏菜子
そんなことない!あなたは、私のヒーローよ。

金子夏菜子
だから…ちゃんと自首してきなさい。

金子夏菜子
そして、罪を償ってきなさい。

金子夏菜子
それが私からあなたに出す命令。

ロボット

ロボット
承知した。

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ありがとうございました!
これで、「悩み解決ロボット」
は、完結です。これからも、
ホラー作品を書いていきますので、
よろしくお願いします。