そうたは、あるアパートに引っ越してきた
ここに来てから、1ヶ月
そうたは、美容師だ
だから、顔があり、髪の毛がついてるマネキンがクローゼットに、いっぱいある
ある日そうたが、マネキンを取ろうとした時、
マネキンが気味悪いし、寒気がした
そうた
寒っ
そうた
( 毎回寒気がするなぁー )
でもそうたは、気にしなかった
ある日仕事が終わって家に、帰ると、
クローゼットが空いてた
そうた
朝閉めてなかったっけ?
そうた
閉めておこっ
そう言って、閉めた
だが、次の日もクローゼットは、空いてた
そうた
あれっ?
朝閉めた気がするなぁー
朝閉めた気がするなぁー
もう1回閉めた
そうたが、夕飯を済ませると、
またクローゼットは、空いてた
そうた
( 絶対なんかある )
そうた
( ガムテープでやれば開けれないでしょ )
そう思いながら、ガムテープを貼った
そして安心して、寝た
朝
そうた
!
そうた
嘘、、、
そこには、クローゼットが空いてた
そうたは、友人のはるくに、相談した
そうた
どう思う?
はるく
いやいやありえないでしょ
どうせ自分でやったんでしょ
どうせ自分でやったんでしょ
そうた
やってないよ
ハルクは、分かってくれなかった
そうたは、どうするか分からなかったから、もう1回ガムテープを貼った
そうた
( 開けれませんように )
そう誓って寝た
だが、寝ている間には、
子供の泣き声が聞こえた
そうた
( きっと隣の人だろう )
そうた
( 明日言いに、行けば、大丈夫 )
だが、泣き声は、止まなかった
朝
そうた
昨日は、よく寝れなかったなぁー
そして隣の人に言いに、行こうとしたが、
誰も住んでなかったのだ
そうた
( じゃあ昨日の泣き声は、どこから、聞こえたんだろう )
そう思いながら、ゴミを出しに、行った
すると、あるおばさんが声かけてきた
おばさん
あなたは、あそこに、住んでるんでしょ
そうた
はいあなたは?
おばさん
私は、このアパートの管理人だよ
おばさん
あの部屋には、昔、お母さんと子供が住んでたんだよ
おばさん
雪の強いある日に、子供をクローゼットに、閉じ込めて
おばさん
お母さんが出ていったんだよ
おばさん
それで中々帰ってこなくて、子供は、ずっと泣いてたんだよ
おばさん
その子供は、死んじゃったんだけどね
おばさん
そこに、住んでた人全員呪われたんだよ
おばさん
あなたも早く引っ越さないと呪われるよ
そうた
ありがとうございます
そうた
俺も引っ越そうと思います
そうたは、引っ越そうとしたが、呪われてしまった
そう、あのおばさんは、そこに、住んでた、お母さんだった。