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俺は蓮田紬
大学生大の心霊好きである
これはとある心霊サイトを見てからの話の出来事だ
○県にある○△山にはこんな話が流れている
その山へ踏み込むと
子供たちの声が聞こえたり
物音がしたり
パンっと、祭りをしているように騒がしいと言われている
紬
好奇心から俺はその地に赴くことにした。
紬
当たりをキョロキョロと見廻す
太陽は沈み山の薄暗さはより一層暗くなる
すると
ドンガラガッシャーン
ドンガラガッシャーン
太鼓の音と軽快な音楽が流れている
紬
急な出来事に寒気がする
こども
紬
子供の声にびっくりし思わず後ずさる
こども
こども
紬
小学低学年の男の子が俺の服の裾を掴む
合図もなしに引っ張られた体はぐらりとよろめきながらも男の子についていく
紬
こども
こども
俺の問いには答えずただひたすら俺を引っ張り走り続ける
不気味な笑い声にゾッとする
紬
男の子が向かって行った先は空き地だった
紬
空き地の入口にはなぜか
鳥居が佇んでいる
こども
こども
男の子はいつの間にか鳥居の向こうにおり
手を伸ばす
「赤組スタートしました」
紬
急に祭りのように騒がしくなる
走る音
応援の声
とても楽しそうに思える音だが
俺は直感で感じた
今すぐ離れろ
と
俺はすぐさま元来た道を戻り
全速力で走った
こども
こども
こども
あとから聞いた話なんだが
○△山では、昔大勢の子供たちが亡くなったらしい
死因は不明だが
子供たちは、
運動会の真っ最中だったと