私は坂井 七海 扇野先生のことがあってから 7年たった 私は高校の教師になった もちろん扇野先生にあこがれたためだ
坂井 七海
よろしくお願いします!
パチパチパチ 拍手がおくられる 私は大勢の先生の前で挨拶をした こんなことで緊張してて 教師なんてやっていれるのか不安だ
扇野 一色
初めまして
扇野 一色です
扇野 一色です
坂井 七海
坂井 七海です
よろしくお願いします
よろしくお願いします
坂井 七海
(はじめまして……か)
坂井 七海
(やっぱり
覚えてないんだ)
覚えてないんだ)
それから1ヶ月たった 私も先生という職業になれてきた
女子生徒A
ヒロくーん
今日も家いっていい?
今日も家いっていい?
扇野 一色
ちょ…でかい声だすなって
誰かに聞かれたら
まずいだろ
誰かに聞かれたら
まずいだろ
坂井 七海
(…え?)
坂井 七海
(あの2人って!)
坂井 七海
(えぇ!)
坂井 七海
(なんなの、私だって
高校時代にもっとアピールしとけばよかったー)
高校時代にもっとアピールしとけばよかったー)
私はその日泣きじゃくった
女子生徒B
扇野先輩!
あ、前の扇野先生に話しかけてた子 苗字が一緒ってことは!
坂井 七海
勘違いっ!!
坂井 七海
親戚なだけじゃん!!
その日私は 扇野先生を呼び出した
扇野 一色
どうしたんですか?
坂井先生
坂井先生
坂井 七海
あ、あのこれ
覚えてますか?
覚えてますか?
扇野 一色
これって…
私はピンクのお守りを見せた
扇野 一色
僕もまだ持ってます
扇野先生はそういって青いお守り をみせてくれた
坂井 七海
まだ、もっててくれたんですか?
扇野 一色
はい、あなただってことは
今気づきましたけど
今気づきましたけど
坂井 七海
遅いです
気づくのが
気づくのが
坂井 七海
ずっと前から好きでした
扇野 一色
はい
扇野 一色
僕も先生になった坂井さん
が好きです
が好きです
坂井 七海
はい
ありがとうございます!
ありがとうございます!







