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何時間歩いたのだろうか…

天使達は…天国へ…帰ったかな…

もう、歩き過ぎて…

もう、足の感覚がない…

ルーン

は、ぁ…は”ぁッ…

視界がどんどん狭くなってきてる…

ルーン

ぁ……

なにか、小石…?に躓き…そのまま地面に倒れ込んだ

ルーン

……

そして…意識を失った

ルーン

…?

あれ…此処は…

ルーン

……何処…だ、

横になっている体を起こし…周囲を確認した

すると…背後から…

女性の声が聞こえて来た

???

あら、目を覚ましたのね!

ルーン

…?

???

私は…

チャーリー

Charlie よ!

ルーン

…チャーリー…さん…?

チャーリー

ふふ、そんな硬くならなくても良いのよ!

チャーリー

タメ口で構わないわ!

ルーン

じゃ…お言葉に甘えて…

ルーン

宜しく…?

チャーリー

宜しくね!

俺は、彼女に助けられた…っぽい…

…彼女が俺のことを見つけて、助けてくれなかったら…

俺は今頃…

そんな事を考えていると…

少し…心が締め付けられた気がした

ルーン

俺…少し…外の空気を…吸ってくる…

チャーリー

えぇ…気をつけてね!

俺はそう言い残し…

部屋を後にした

ルーン

こ、こか…

ドアノブに手を掛け…

扉を開けた

ガ チ ャ …

ルーン

わ、ぁ…

心地よい風が…俺の体を包み込む

まるで…誰かの腕の中にいる様な気分…

ルーン

そのまま柵の方へ向かって進む

ガシ ャ ン …

柵に手を掛け…上半身を柵から前へ出した

アラスター

はぁ……今日も疲れましたねぇ…

私はいつも通り…気分転換に屋上へ来ていた

アラスター

Hmm…?

あれは…誰だ…?

柵に手を掛けて、こちらに背を向けて…

星空を見上げている…

肩から少し…長い位の黒髪が…

さらさらと風に乗って…なびいている。

あれ……

何か…懐かしい…

そんな気持ちが…心の底から浮かび上がって来た

何処かで…出会ったか…?

知らないはずなのに…あの、後ろ姿を見ていると…

どうしようもなく…懐かしい様な…言葉に表せない…気持ちになった。

アラスター

あの…

私は…思わず…彼に声をかけていた

彼 は こ ん な 俺 に 恋 を し た 。

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