和真
すごく言い難いんだけど…
持っていたビールをテーブルに置くと身体を私の方へと向けるように座り直した。
佐和子
何よ、改まって…
明らかにいつもと違う雰囲気の和真に思わず背筋が伸びる。
和真
実はお袋から電話があって
佐和子
え?お袋って、和真のお母さん!?
和真
そう
面倒臭そうに答える和真にコッソリ胸を撫で下ろす私。
別に私が誰と会っていようが和真には関係ないけど
やっぱり嘘をついてしまったことに罪悪感というか後ろめたさを感じてしまった。
佐和子
珍しいね、電話なんて
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