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夏祭り（後編） やっぱり
柚月 琴（ゆづき こと）
柚月くんは俺を見つめながら 黙っていた
上野 勇（うわの ゆう）
柚月 琴（ゆづき こと）
上野 勇（うわの ゆう）
柚月くんは俺の手を掴み そちらの方へ引き寄せてきた
上野 勇（うわの ゆう）
何かあったのかと思った瞬間に 彼は俺を抱き締め、こう言い出した
柚月 琴（ゆづき こと）
上野 勇（うわの ゆう）
俺は一瞬思考回路が停止したが 復活した途端に顔を赤らめて 柚月くんの腕から逃げ出そうとしたが、俺より腕力が強いので 諦めた。
柚月 琴（ゆづき こと）
上野 勇（うわの ゆう）
俺は思わず口にしてしまった
柚月 琴（ゆづき こと）
上野 勇（うわの ゆう）
上野 勇（うわの ゆう）
ﾋｭｰ
今日で一番大きな花火が打ち上がる 音がした、でもそんなの俺には 関係無い俺は琴の事しか考えてない から、だから…
ﾄﾞｶﾝｯ
上野 勇（うわの ゆう）
柚月 琴（ゆづき こと）
そんな風に下手な告白をした後、 俺達は笑い合った。
ああ、とっても幸せだな… 失いたくない
でもそれは叶わなかった
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