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互いに心理を読み合い、数字当てという単純な場所へと着地するゲーム。
まさに【7】を狙って地に足をつけようとした男と、そこを狙い澄まして【ノンオープン】を仕掛けた女。
この時点で男が出す可能性があった数字は【0】【1】【2】のいずれか。
【3】は【7】をオーバーするから除外するとして、まだどの数字が出てきてもおかしくはない。
しかし、ここはピンポイント。
目の前にいる男の性格を読み切った七星による、渾身の【ノンオープン】だった。
十一月二十九日
十一月二十九日
十一月二十九日、絵本をオープン。
そのナンバーは……【2】。
七星が宣言した通り、ここで【7】を狙っての【2】だった。
七星
七星
七星
十一月二十九日
十一月二十九日
十一月二十九日
七星
七星
七星
七星
七星
七星
次でいよいよ決着。
下手を打てば簡単に負けてしまうがゆえに、慎重にならざるを得ない。
十一月二十九日
七星
七星
七星
とっさに出た嘘だった。
七星の中で警鐘を鳴らしているものの正体を探りたいのが本音。
十一月二十九日
十一月二十九日
十一月二十九日から了解を得た七星は、目についたブース……一度、照明の操作をした場所まで向かう。
七星
ゲームの流れを思い出す。
これまで、互いに【ノンオープン】の応報戦で、一度も【7】に達しての決着はない。
七星
七星
七星
七星
七星
七星
七星
そこまで思考を進めた時、七星の脳裏に閃光がほとばしる。
これまでの出来事が走馬灯のごとく流れ、そこに色がついて答えとなる。
七星
七星
必死に思考を追いかけながら七星がふと視線をやった先。
そこに最初から答えがあったのかもしれない。
七星
七星
七星
七星
七星はあることをすると、そのまま十一月二十九日のところへと戻る。
十一月二十九日
十一月二十九日
十一月二十九日
七星
七星
七星
七星
十一月二十九日
十一月二十九日
七星 VS 十一月二十九日
いよいよ最終局面――。