ねこのま
ねこのま
ねこのま
ねこのま
私は小さい頃、親から捨てられた。その後は、いろんな道を彷徨った。
そんな時、いつものように、道を歩いていたら横から馬車が来て、
お兄さん
ライマ
お兄さんは私に手を差しのべてくれてた私は救われた。
どうやらお兄さんは、荷物を届ける仕事をしていて、いろんな所へ行ったり来たりしている運び屋だ。
私は、お兄さんについて行くことにした。お兄さんは、
お兄さん
と言っていた。私は、幸せだった。だが、
ライマ
お兄さん
ライマ
お兄さん
すると、お兄さんは懐から、馬を打つためのムチを出して、私に渡した。
お兄さん
ライマ
お兄さん
ライマ
お兄さんが見えなくなるまで、ずっと手を降っていた。すぐに帰ってくると思っていた。
そう、すぐに帰ってくると思っていたのに…
お兄さんは戦争が終わった後も、帰って来なかった。
雨の日も、雪の日も、お兄さんを待ち続けた。だが、お兄さんは帰って来なかった。
そして、ある日耳にしたのは、思いも寄らないことだった。
おばさん1
おじいさん
おばさん1
おじいさん
ライマ
死んだ?
お兄さんが?
なんで?
どうして?
私は、やっと理解した。絶望で、身体が震えていた。
その後は覚えていない。
ただ、私は、ムチで何かを叩いていたのは覚えている。
もう二度と感じたくもない、気色悪い、
ナニカ。
原型がわからなくなるほど叩いて、
それが、たくさん。
それしか覚えていない。
気づいたら、手が真っ赤に染まっていた。
そして、私の中の何かが変わった。
憎い。
憎い
私はその後、何人もの人を叩いてきた。
復讐として、
だけど…彼だけは…
ライマ
ライマ
ライマ
ライマ
コメント
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ちなみに、ライマの言っているあなたとは、日帝のことです。言うの忘れてました!すみません!