ころんside
青猿
息を整えた僕は嫌味を吐いた。
黄神
青猿
黄神
僕の強い言葉にるぅとくんはそっぽを向く。
、、、たまに何かは言い返そうと僕の事を睨んでくるが正直何も怖くない。
花火は依然と鳴り続けている。
黄神
青猿
黄神
青猿
すぐにるぅとくんから謝罪が出てくる度に僕は苛立ちが増え続ける。
青猿
僕が君を好きだから心配するの。
なんて、このクソ鈍感が察する訳ないか。
頭を掻き、もう1度ため息をつく。
黄神
青猿
黄神
またもや大きな瞳から溢れ出す涙。
青猿
黄神
消え入りそうな声で謝罪し続ける彼。
それほどまでに花火が楽しみだったんだろうか。
僕はそんな見たことも無い彼に内心焦っていた。
青猿
こんな、汗だくになるまで走り回った。
君の事すっごく心配したんだよ?
君を見つけた時すっごく安心して。
いつもは真面目な生徒会長なのに
馬鹿で、阿保で、嘘つきで。
__だけどホントは優しい人。
青猿
そんなるぅとくんを、嫌いになるわけがない。
黄神
青猿
微笑んだ僕にるぅとくんは更に泣き出す
黄神
青猿
抱き着くるぅとくんを宥めながら頭をなでた。
そういう可愛い所も、
弱い所も、
いつもの強いるぅとくんも、
全部含めて。
青猿
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