【山姥の住む山】
村人
村人
村人は栗拾いに夢中になり山の奥へと迷い込んでしまった
村人
村人
やがて暗くなり足元も見えづらくなった
村人
木の根につまづき村人は足に怪我を負った
村人
山姥
村人
山姥
村人
山姥
山姥
村人
村人はこの時勘づいていた
こんな山奥に老婆が1人
山姥に違いないと
食われてしまうと思った
山姥
村人
山姥
村人
山姥は村人の足を手当てし食事を与えた
村人
村人
村人が困惑している時
山姥が帰ってきた
手にナタを持って
村人
村人
村人は一目散に家を出て山を降りていった
山姥
山姥は走り去る村人を見送り腰を下ろす
山姥
独り言を漏らしそのままナタを置く
山姥は風呂を沸かすための薪割りをした後だったのだ
村人の勘違いにより山姥の人食い伝説は村に知れ渡った
物語史上悪役にしかなれない孤独な老婆
ただ山に独り住んでいる老婆の願いは
普通に人と接したかった
普通に生きたかった
メルヘン
メルヘン
メルヘン
メルヘンは指をパチンとならした
山姥
???
メルヘン
メルヘン
山姥
山姥
???
???
山姥
山姥
山姥
メルヘン
山姥
山姥
コメント
3件
オモシロイ
これを考えることが出来る主さん凄いなと思いながら拝見しております。面白いお話ですね、今後の展開が楽しみです(*ˊ˘ˋ*)
oh......