桜散る道を歩いていく。春を迎えて 13回目、
脳に記憶していない新しい道にわくわく感は感じなかった。
小学校の時の道は完全に理解していた 向こうから人が来る時はどっちに避けるだの何時頃は人が少ないとか、
もし声をかけられたら…向こうから人が来たらどっちに…
人によってどっちに避けるかは大体分かるけどそれは大体だ絶対じゃない
ドンッ
宮嶋 零華
ご…ごめんなさ
モブ
えーそれでーw
モブ
いやねぇそれでーw
宮嶋 零華
…
怖い
宮嶋 零華
ガクガク
震えが止まらなかった
だけど初日で遅刻はと思い過ごす早足で学校へ向かった。
宮嶋 零華
ふぅ
なんとか席につけた…だけど友達は出来ないだろうな。
成績はいい方だけど人と話すのは無理なのだ。
高崎 麻希
席はこういう感じらしいよー
モブ
ありがとー
モブ
麻希ちゃんちょっと手伝って
高崎 麻希
うん!
しっかりしてる人だな…まさに月とすっぽんね
宮嶋 零華
はぁはァ
息が…
ガチャ
バタッ
宮嶋 零華
すぅーはぁー
辺りを見ても誰もいない。良かった
宮嶋 零華
薬も飲んどかなくちゃ
医師
精神的なものだね
医師
あんまり無理するの良くないよ、とりあえず薬出しとくね
ギュッ
宮嶋 零華
はい…
宮嶋 零華
ボリボリ
口に苦い味が広がるのに、こうしておかないと心が潰れちゃいそうな気がした
私は自分に自信がなくて、 勝手に気を遣われてイライラしたり、 それでも友達を欲しい自分がいたり
宮嶋 零華
そんなのを治してくれる薬が欲しいよ
ガーナ
以前上げていた1話に修正したいところが見つかり急遽削除してしまいました
ガーナ
すみませんでした💦
ガーナ
零華と麻希のイラストはももいろねさんの
ガーナ
もっとももいろね武美少女メーカーで作りさせて頂きました。
ガーナ
この小説以外にもオリジナルBL小説でも創ろうかなと思ってます。
ガーナ
そちらも良ければ
ガーナ
ではさようなら