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コメント
2件
待って最高すぎる……!!!✨ リクエストやってくれてありがとうございました!
最高…!!!!!!!!!
主
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⚠︎nmmn注意⚠︎ ⚠︎キャラ崩壊注意⚠︎ ⚠︎誤字脱字注意⚠︎ ⚠︎神様パロ⚠︎
主
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番外編 リクエスト
六奏神社の境内は、昼下がりになると人が増える。
参拝客。
散歩途中の人。
子供連れ。
そして――
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境内の隅、日陰に丸くなりながら、黒猫姿のいるまは低く唸った。
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気分転換のつもりで姿を変えたら、戻るタイミングを完全に失った。
しかも。
弾んだ声。
視界の端に映る、小さな影。
子供。
目がきらきらしている。
完全に――猫好きだ。
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願いは、三つとも叶わなかった。
気づけば、抱き上げられていた。
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いるまは内心で叫ぶ。
抵抗しようと思えばできる。
でも――神社で暴れるわけにもいかない。
母親と子供が顔を見合わせる。
子供が、少し遠慮がちに言った。
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母親は少し考えてから微笑んだ。
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声をかけられたのは、ちょうど通りかかったこさめだった。
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母親が説明する。
こさめは、一瞬。
完全に固まった。
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視線が、黒猫と合う。
猫いるまの目が、明らかに殺気を放っていた。
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こさめは乾いた笑顔を浮かべる。
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その瞬間、こさめははっきりと“何か”を感じ取った。
このまま言い切ったら、後で殺される。
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こさめは慌てて続ける。
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母親と子供が同時に首を傾げる。
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だが、親子は顔を見合わせ、
あっさり納得してしまった。
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こさめは小さく手を振った。
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黒猫は、心に誓った。
少し遅れて、すちがやってくる。
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こさめは、あっさり言った。
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――その夜。
猫いるまは、見知らぬ家のリビングにいた。
用意されたのは、カリカリ。
缶詰。
水。
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匂いを嗅いで、そっぽを向く。
子供が首を傾げる。
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視線で訴えるが、伝わらない。
数日後の夜。
家が静まり返った頃。
いるまは、そっと姿を変えた。
人の姿。
――ただし。
耳は猫。
しっぽも出たまま。
バルコニーに腰を下ろし、月を見上げる。
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誰かに世話をされること。
守られること。
嫌いじゃない。
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やっぱり。
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そう思った、その時。
背後から、声。
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振り返ると、眠そうな目をこする子供が立っていた。
水の入ったコップを持って。
――でも。
子供は、叫ばなかった。
ただ、じっと見て。
半分、夢なのだろう。
子供は近づき、いるまの背中に、ぎゅっと抱きついた。
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驚いて、しっぽが揺れる。
子供が言う。
いるまは、少しだけ迷ってから。
その頭を、そっと撫でた。
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いるまは頷き、また月を見る。
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子供は、少し悲しそうな顔をした。
いるまは、少し考えてから言った。
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子供の目が、輝く。
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少し考えて、子供は言った。
いるまは、くすりと笑った。
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子供は素直に目を閉じる。
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目を開けると。
そこには、黒猫がいた。
写真を撮る。
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いるまは、猫のまま頷く。
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黒猫は、ころんとお腹を見せた。
子供が抱きつく。
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その鳴き声と共に、子供はすぅ、と眠りに落ちた。
いるまは人の姿に戻り、子供をベッドに寝かせる。
机の上に、写真と、黒猫の置物を創り、置く。
夜が明ける前に、神社へ戻った。
こさめの部屋。
勝手に入り、隣で横になる。
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こさめが、眠そうに呟いた。
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そう言いながら、いるまは目を閉じた。
神社の夜は、静かだった。
番外編 リクエスト