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ミオ

はぁ…

また話せなかった…

ミオちゃん!

ミオ

ん?おばさんか

探してたのよ

どこ行ってたの?

ミオ

えっえっとぉ…

まさか、あの森には行ってないよね?

ミオ

いや?行ってないよ

そう。

一応だけどあの森には行っちゃ駄目だからね

あの疫病神に会ったらミオちゃんもただではすまないからね

ミオ

うん…

それに怪物も居るし…

ミオ

分かったよ

んまっミオちゃんはうちの村では一番の魔女だからね

ミオ

うん分かってる

ガチャッ

ミオ

はぁ…

ミオ

また話せなかったなぁ…

いつもそうだ私は… 弱い。 すぐに諦めて逃げてしまう… ''村一番の魔女'' だなんて嬉しくない

友達も居ない いや、居なくていい。 私が欲しいのはナキだけ

そうだあの日か… あの日を境にナキと離ればなれになってしまった。

あの日…いや、 私が居なければ良かったんだ

私が居たせいでナキが ''巫女'' にならなければいけなくなったんだ

全部自分のせいだもんな…

全部''怪物''と自分せいで…

手を伸ばしたのに届かなかった…あの時の光景を蘇らせるように

ミオ

もうすぐ着くね!

ミオ

ナキ!

ナキ

うん!楽しみだな~

ミオ

おーい!

ナキ

榴岡姉さーん!

榴岡

あんたら!今日も来てくれたのね

ミオ

もっちろん!

ナキ

会いたかった!

榴岡

ありがとね

榴岡

でも、危ないよ?怪物がいるから

ミオ

大丈夫!

ミオ

私の魔法で倒すんだから!

ナキ

私も!倒せないかも知れないけれど…

榴岡

心強いね~

ナキ

だって榴岡姉さんは命の恩人だもん!

榴岡

はいはい

ミオ

今日何する?

ナキ

えっとね~…

ナキ

はぁ~楽しかった!

ミオ

また来るね!

榴岡

は~い。なら、気を付けて帰りんしゃい

こんな幸せな時間がずっと続く… そう思ってたのに…

ミオ

何…で?

ミオ

行かないで!ナキ!

守っている私のあだ名は疫病神

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