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めちゃ面白かったです!!
やっと読めた 古い読もうとしたら真っ白になって読めなかった 悲しい😭 あっ久しぶりデス
21歳、大学生、アパート住み。
今日、バイト先をクビになってしまった。
川瀬 唯花
川瀬 唯花
うちは母子家庭で、私の下に小さな妹や弟もいるため、母がそう言うのも無理はない。
川瀬 唯花
今のアパートの家賃が払えなくなりそうだから、とりあえず、不動産屋でもう少し安めのとこを探すしかない。
川瀬 唯花
大学の費用は、今までお母さんが貯めてきたお金で払ってもらって通えているものの…
衣食住は自分で何とかしないといけないので、先が見えない現状にため息しか出なかった。
翌日
大学の講義も終わり、不動産屋で物件を探していると、とある物件が目に飛び込んできた。
【格安シェアハウス!家賃0円!即入居可能!!】
【部屋が綺麗で広い】【○○大学にも近い】
川瀬 唯花
川瀬 唯花
どう考えても怪しすぎるでしょ!!
貼り紙を眺めていると、中からスタッフの人が出てきて、私に話しかけてきた。
不動産屋スタッフ
川瀬 唯花
不動産屋スタッフ
不動産屋スタッフ
川瀬 唯花
不動産屋スタッフ
川瀬 唯花
そう思いつつ、藁にもすがる思いで大家さんに電話をしてみることにした。
プルルルル…
黒坂
川瀬 唯花
黒坂
川瀬 唯花
黒坂
大家の黒坂さんがボソッと呟いた言葉を、私は聞き逃さなかった。
川瀬 唯花
黒坂
川瀬 唯花
黒坂
川瀬 唯花
黒坂
添い寝のバイトが可能な人
黒坂
黒坂
黒坂
川瀬 唯花
川瀬 唯花
川瀬 唯花
添い寝のバイトって!!
川瀬 唯花
川瀬 唯花
黒坂
黒坂
川瀬 唯花
川瀬 唯花
背に腹は代えられない。
今のアパートを引き払って、そこへ引っ越そう。
こんないい物件、逃す手はない!
川瀬 唯花
黒坂
川瀬 唯花
黒坂
川瀬 唯花
黒坂
川瀬 唯花
黒坂
黒坂
川瀬 唯花
黒坂
川瀬 唯花
大家さんとの待ち合わせ場所に着くと、早速、契約の話に移り…。
その内容の中には【契約を破棄する場合も見たことは口外しないこと】と書かれていた。
川瀬 唯花
諸々書類関係の手続きを済ませ、シェアハウスの鍵を受け取ると、大家さんはこう言った。
黒坂
川瀬 唯花
川瀬 唯花
新しく住む場所が決まった私は、善は急げと思い、翌週には引っ越しを決意した。
そして、引っ越し当日、午前11時──
どんな人が住んでいるのかも知らない状況で、シェアハウスへとやって来た。
川瀬 唯花
川瀬 唯花
ピンポーン
鍵はもらっているけど、自分で開けて入ってもいいような気はしたけど
いきなり知らない人が家にいたらびっくりされるだろうと思い、インターホンを押すことにした。
ガチャ
??
川瀬 唯花
川瀬 唯花
驚いて固まっていると、家の中から私を呼ぶ声がした。
青木 迅
川瀬 唯花
青木 迅
川瀬 唯花
青木 迅
川瀬 唯花
青木 迅
川瀬 唯花
青木 迅
川瀬 唯花
青木 迅
青木 迅
川瀬 唯花
青木 迅
川瀬 唯花
青木 迅
川瀬 唯花
青木 迅
川瀬 唯花
青木 迅
青木 迅
青木 迅
青木 迅
川瀬 唯花
青木 迅
青木 迅
川瀬 唯花
青木 迅
川瀬 唯花
青木 迅
川瀬 唯花
テレビでたまに見るSugar Dropの青木迅といえば、笑顔が可愛い正統派癒し系イケメンと世間からは言われているくらい好印象だ。
川瀬 唯花
誰しも表の顔と裏の顔があるだろうから、別に特別なことではないけど。
川瀬 唯花
青木 迅
川瀬 唯花
青木 迅
川瀬 唯花
青木 迅
川瀬 唯花
川瀬 唯花
青木 迅
迅さんが、私の背後に視線を向けると、後ろからもうひとりの住人、森山はじめさんがひょこっと顔を出した。
森山 はじめ
川瀬 唯花
森山 はじめ
川瀬 唯花
森山 はじめ
青木 迅
森山 はじめ
川瀬 唯花
迅さんの言う通り、はじめさんは結構グイグイ来るタイプのようだ。
川瀬 唯花
川瀬 唯花
森山 はじめ
そう言いながら、はじめさんは私の部屋を指さした。
青木 迅
川瀬 唯花
森山 はじめ
川瀬 唯花
こうして、奇妙な同居生活が始まった──。
昼過ぎには荷物も届き、夜には片付け終わり、3人で夕食を済ませた。
午後11時
青木 迅
川瀬 唯花
青木 迅
川瀬 唯花
今日初めて会った、しかも男性との添い寝。
色々インパクト強すぎて、脳内がパンクしそうだけど、ここに住むことになった以上、拒否はできない。
拒否=ここから退去=死へのカウントダウン
そうならないためにも、添い寝で満足してもらわないといけない。
私は寝る準備をして、迅さんの部屋へと向かった。
青木 迅
川瀬 唯花
川瀬 唯花
川瀬 唯花
青木 迅
川瀬 唯花
そう言いながら布団をめくり、自分の隣をポンポン叩く迅さん。
まるで彼女を呼んでいるようだ。
川瀬 唯花
迅さんの隣に入り、横になると私は、妹たちへの癖で子守歌を歌い始めてしまった。
川瀬 唯花
青木 迅
青木 迅
青木 迅
川瀬 唯花
川瀬 唯花
川瀬 唯花
川瀬 唯花
川瀬 唯花
青木 迅
青木 迅
川瀬 唯花
川瀬 唯花
川瀬 唯花
再び、子守歌を歌い始めると…数分後には、迅さんの寝息が聞こえてきた。
すると、こともあろうか…こっちに向き直り、私をぎゅっと抱きしめてきたのだ。
川瀬 唯花
川瀬 唯花
ぎゅ~…
川瀬 唯花
川瀬 唯花
思いの外、ぎゅっと抱きしめられていて、身動きとれない状態だ。
こんな状況で、どうやって部屋に戻ればいいの!?
翌日の朝
川瀬 唯花
川瀬 唯花
青木 迅
川瀬 唯花
青木 迅
私…昨日の夜、あのまま寝ちゃったの!?
川瀬 唯花