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~前回の簡単なあらすじ~
小山 奈月、高校2年の夏、初めて出来た彼氏にフラれ、「恋なんてしない」と泣きながら某曲名のごとく心に決める。
↓
友達の湯本 梓は同じクラス兼親友、とある日の朝、転校生が来ると話題になる。
↓
端から見れば、爽やかイケメン男子だが、どことなく別れた彼に雰囲気が似ており、複雑な気持ちになる。
↓
彼が後ろの席に座った途端、彼の言葉から、誰も見ていないはずの当時に泣いていたのを見られていたと知る。
小山 奈月
湯本 梓
小山 奈月
小山 奈月
湯本 梓
小山 奈月
小山 奈月
湯本 梓
小山 奈月
湯本 梓
湯本 梓
教室に着いた早々、視線を移した先には恐らく私たち以外の人数がひとつの机を囲んでいた光景が目にはいった。
それは紛れもなく私の後ろの席、つまりは転校生の彼だ。
小山 奈月
湯本 梓
小山 奈月
踵を返して教室を出ようとした直後、
四宮 貴之
小山 奈月
湯本 梓
何か聞こえて振り返ってみたものの、声の主はおそらく彼だった。
突然ガタンと大きな音がしたと思ったら、その彼がこちらに近付いてきて、
四宮 貴之
小山 奈月
四宮 貴之
小山 奈月
ちらりと梓を見たが、「行ってらっしゃい、ここは任せとけ」と言わんばかりの顔をしていた。
……一瞬だが、さっきまで群がっていた中に一人、鋭い視線を送っていた女子がいた気がしたけれど。
四宮 貴之
小山 奈月
四宮 貴之
小山 奈月
四宮 貴之
小山 奈月
四宮 貴之
小山 奈月
小山 奈月
四宮 貴之
四宮 貴之
小山 奈月
四宮 貴之
小山 奈月
待ってみても彼からの理由は返ってこなくて、その時は結局案内もせず、そのまま二人揃って教室へ帰ってしまった。
小山 奈月
小山 奈月
湯本 梓
小山 奈月
湯本 梓
湯本 梓
小山 奈月
小山 奈月
一番近くにいる友達(親友)だけでも相談したい、……いや、もっと前から話そうとはしてたつもりだった。
彼氏と別れた事、その時に大泣きして、その光景を四宮君に見られてしまった事、泣いていた理由を聞かれたが、彼に言い出せずにいる事。
……それらのすべてを話した。
湯本 梓
湯本 梓
小山 奈月
湯本 梓
湯本 梓
小山 奈月
湯本 梓
小山 奈月
小山 奈月
湯本 梓
湯本 梓
湯本 梓
小山 奈月
湯本 梓
小山 奈月
そうして、友達(親友)の力を借りて、彼に言い出すタイミングの問題だけだと決めていた時には、
既に、予想外の展開が私の知らない所で進んでいるとは、この時思いもしていなかった。
to be continue...