3年ぶりのショートカット
気は重い
君のために伸ばし続けた髪の毛
でももう必要なくなっちゃった
髪を洗うのも少し大変で
髪を乾かすのにも時間がかかっていたけど
君がロングヘアが好きならそれで良かったの
でももう伸ばす必要は無い
君がいないならもういいの
君に愛し続けてもらいたくて
君に好きでいて欲しくて
君とずっと一緒にいたくて
伸ばした髪だったんだ
彼の遺影
自分の心に区切りをつけるために
私は見続ける
ショートカットになってごめんね
君のいない世界で生きる新しい私を
これからは空で見ていて欲しいな
いつか
いつかきっと
君のそばに行くから
それまで待っていて
海と空がひっくり返ったのかと思うほどに
青すぎる空
雲一つない
開けっ放しのカーテンが
風で柔らかくなびく
外では
蝉が私を慰めるように鳴いている
そんな季節のお話
コメント
5件
覚えてますか((
季節外れのお話、投入です。(笑)