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『急な別れ宣告。』

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『急な別れ宣告。』

1 - 『急な別れ宣告。』

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2020年04月07日

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《幸せになってね…ありがと…》

僕の好きな人は目の前で息を引き取った。

こうなることはいずれなると思って覚悟をしていた。けど大切な人が目の前で居なくなるってなると、、涙が止まらなくなった。

こんな事になったのは1年半前

スタジオでダンス練習をしている時

テヒョン

(なんか息がうまくできない。苦しい。目眩がする…)

テヒョンはその場でしゃがみ込んだ

ジョングク

ヒョン!大丈夫ですか?

テヒョン

グガ…ちょっと息がうまくできない

ジョングク

ジニヒョン!テヒョニヒョンが‼︎

テヒョン

(あっ…ヤバイ)

ジョングク

ヒョン!ヒョン!しっかりしてください‼︎

気づけば俺は自分の部屋に居た。 横にはジニヒョンとグガが居た。

テヒョン

ん…

ジン

あっテヒョナ。大丈夫か?
今は無理して起きるな。

テヒョン

ジニヒョン、グガ。迷惑かけてごめんなさい。

ジョングク

全然大丈夫ですよ。

ジン

少しは頼ってもらわないとね

その時だった。"ズキンっ"

テヒョン

あっ‼︎はぁっ‼︎くる…しい‼︎あぁ‼︎

ジン

テヒョナ‼︎大丈夫か‼︎
グガ‼︎急いで救急車呼んで!

ジョングク

あっはい!

俺は心臓辺りが急に痛みだし救急車で緊急搬送された。

数時間後…

ジンとグクはテヒョンの検査が終わってから医師に呼ばれた。

医師

大変言いにくいのですが…テヒョンさんの心臓に大きなガンが見つかりました。

ジョングク

え?ガン?…

ジン

それは本当なんですか?
はっ。嘘ですよね?

医師

残念ながら本当の事です。

医師の言葉にジンとグクは若干放心状態になっていた。

医師

テヒョンさんは後…
1年、2年、早くて半年以上の余命です。

ジン・グク

え?

ジン

1年あるか、ないかなんですか?…

医師

はい。我々も全力は尽くしますが。こんな爆弾を抱えていたテヒョンさんの体力が持つかどうかによります。

ジョングク

そんな…テヒョニヒョン…うぅ…

ジン

グガ……先生。出来る限りでいいです。テヒョナ。テヒョンを助けてください。

医師

はい。こちらも全力は尽くします。
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