そらるさんの耳が聞こえなくなった
原因は不明
僕
トントン
そらるさん
ビクッ
僕
あ、ごめんなさい
僕
聞こえなかったんですよね…
そらるさん
ビクビク
僕
大丈夫ですよ、そらるさん…僕ですから
僕
おはようございます、起きて下さい…
そらるさん
うっ…
僕
…良いですよ
ギュッ
そらるさんの肩を支え 手を握ってあげる
あなたは泣くのが日課になっていた
以前のあなたからは到底信じられない 光景
僕
(辛いですよね、そらるさん…
僕
(いきなり歌えなくなって…
僕
(しゃべれないし…
僕
(でも僕は、抱き締めてあげることしか出来ない…
僕
ごめんなさい…
会話はLINEでするようになった
そして今日も…
そらるさん
『まふ、ごめんね』
そらるさん
『今日も泣いちゃった…』
僕
『いえいえ。全然大丈夫ですよ!!』
そらるさん
『また、迷惑かけちゃった…』
僕
『迷惑なんかじゃありません』
僕
『僕を頼ってくれてるんだな、って嬉しいですよ』
そらるさん
『俺、もうまふしかいないんだ…』
そらるさん
『まふがいなくなったら…』
僕
『いなくなりませんから!』
僕
『安心して下さい』
そらるさん
『本当?』
そらるさん
『でもそんな事言いながら、』
そらるさん
『まふだってこいつうざいなとか、いい加減面倒なんだよとか思ってるんじゃない?』
そらるさん
『ねぇまふ?好きだよ』
そらるさん
『まふは俺の事好き?』
僕
『僕もそらるさんの事好きです』
僕
(いつだってあなたの事、考えてますよ…
そらるさん
『ねぇ桜が見たいな』
僕
『桜ですか?』
そらるさん
『去年、また一緒に見ようって言ってたじゃん』
僕
『あぁ!あそこの…』
そらるさん
『ダメかな?』
僕
『大丈夫です。行きましょう!!!』
そこは小さな丘だった
僕が運転する車で すぐ着いた
僕
うわぁあああ!
僕
そらるさん、キレイですよ!
僕
あ、聞こえなかったんだ…
そらるさん
ふふ…
僕
(あ、そらるさんも笑ってる
僕
良かった…
ピコン
そらるさん
『まふ歌ってよ』
僕
え?
僕
『そらるさん?何言ってるんですか』
そらるさん
『まふの声が聞きたいな』
僕
『歌っても…意味ないじゃないですか…??』
そらるさん
『俺、まふの歌ってる姿が見たいんだ』
そらるさん
『その姿が好きだからさ』
僕
『分かりました』
僕
『…よく、見ててくださいね』
そらるさん
『すごかったよ』
そらるさん
『ごめん、聞こえてないから凄い説得力ないかもだけど』
僕
『この歌、何の歌か分かりましたか?』
そらるさん
『さすがにそこまではわからんww』
僕
『そらるさんが作曲途中だった歌です』
僕
『僕が勝手に歌詞書き足して、ミックスしました』
そらるさん
『え!?そうなの?』
そらるさん
『…凄いよなぁ…まふは』
そらるさん
『俺より何倍も色んな事を吸収して、どんどん成長してく』
そらるさん
『だからまふ、良いよ』
僕
『何がですか?』
そらるさん
『舞台に戻りなよ』
僕
『…僕にそらるさん無しで歌えって言うんですか?』
そらるさん
『俺は、まふに好きなことをして欲しい』
僕
『僕は歌いたくない』
僕
『そらるさん。僕はあなたと一緒じゃなきゃ嫌なんだ』
そらるさん
『俺はどうやって歌を歌ってたと思う?』
そらるさん
『大切な人を思い浮かべて歌ってたんだよ』
僕
『僕はあなたが、…』
僕
『いつでも隣にいて、笑ってくれてたから、、、』
僕
『いつも、歌えたの…に』
僕
そらるさん
『まふ、泣かないで』
そらるさん
『俺はね、まふの笑ってる姿が何よりも好き』
そらるさん
『好きな歌を歌って、』
そらるさん
『みんなと一緒に笑ってて欲しいんだ』
そらるさん
『俺が隣にいて、笑わせてやりたいけど』
そらるさん
『今のまふには、俺じゃなくて、歌が一番まふを笑わせられる材料だから』
そらるさん
『戻って、まふ』
そらるさん
『俺の世話なんてもうしなくて良い』
そらるさん
『俺はもう、十分尽くして貰って幸せだから』
僕
『そ、らるさん…』
僕
『僕』
そらるさん
『うん。何?』
僕
『あなたが好きです』
桜舞い散るこの丘で
僕はまた、そらるさんに 恋をした
ホントに好きなんだよ そらるさん…
あなたがどんな状況に陥っても
必ず僕が支えます だから今は、待ってて下さいね
僕が舞台上から、あなたに歌を 届けます
耳が聞こえてる聞こえない 関係なしに
あなたに、届くように─
はいどうもこんにちは!
ゆゆです💐
サクラ、また出しました!
以前出したのとは違うかもしれません
でもそれでも!
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