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宮野 栄利香

…買っちゃおうかな

私は、購入しようかとスマホに手を伸ばす

…でもやっぱり

宮野 栄利香

…少し怪しいし 、やっぱやめよ…

宮野 守琉

姉ちゃん 、ここの問題分からないんだけど

宮野 栄利香

…んえっ?!

宮野 栄利香

…あっ

突然守琉が後ろから話しかけてきて、誤って購入ボタンを押してしまった

うわ、やってしまったな…と思いつつそれを悟られないように

宮野 栄利香

…守琉 、いきなり現れてびっくりさせないで

宮野 守琉

…姉ちゃんがボーッとしてたのが悪いんでしょ

宮野 栄利香

そうかもしれないけど…

まあでも 、お試しにならいいかな…と思い

宮野 栄利香

まあいいや…

宮野 栄利香

それで 、どこが分からないの?

宮野 守琉

ここの問題なんだけど

勉強を教え 、夕飯を食べ 、もうすぐ一日が終わりそうだ

私はテレビでニュースを観ている守琉に、声をかけた

宮野 栄利香

守琉 、そろそろ寝る時間

宮野 守琉

…分かったよ

ニュース)警察によると被害者は 薬品を〜〜〜〜しており 犯人は未だに逃亡中とのことです。

宮野 守琉

物騒な世の中だな

守琉はテレビを消し、あくびをしながら自分の部屋へ向かう

宮野 栄利香

おやすみ 、守琉

宮野 守琉

ん 、おやすみ

私はリビングに残り 、残っている家事を片付けようとした

…その時 、ピンポーンとインターホンが鳴った

こんな時間に誰だろう 、栞愛ちゃん達だったら嫌だな 、と思いながら

私は 、玄関の扉を開けた

宮野 栄利香

……あれ 、?

そこには誰も居らず 、ドアの傍に袋が置いてあった

”精神超安定剤”と書かれた紙と共に

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