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私の彼氏は〝束縛彼氏〟

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私の彼氏は〝束縛彼氏〟

1 - 私の彼氏は“束縛彼氏” 1話

♥

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2020年02月16日

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こんニノ〜👋

少しお久しぶりです🙇‍♀️

今作は、『先輩に恋をして』の続編となります!

続編なんですが…

先輩に恋をしての作品の続編の内容を少し変えたいなと思ってます💦

例えば、前作の中にいた人が、主人公の知らない人になってたり…

とにかく続編は続編なんですが、ちょっと変えちゃいますね😰

それでも良い方は

タップしてお話を進めてください😅

その前に、ちょっとだけお話させていただきます

今回は束縛ニノちゃんになります😆

怖い感じですかね、ニノちゃんのイメージが変わってしまうかもしれせん😭(多分)

もし変わってしまったらすいません🙇‍♀️

では、どうぞ!🤲

――…、“昔”は違ったよね?

付き合い初めの頃の彼は

―“なーにやってんの(笑)”

―“ふふっうめーな、コレ”

優しくて、意地悪っぽい笑み見せてくれたり、でも時折、可愛い笑顔で仔犬みたいな瞳でいつも私を見てくれていた。

私はそんな彼が“大好き”だった。

――…けど、“今”は違う。

いつからだろうか彼が

“束縛男”

になってしまったのは…

毎日毎日、彼に会うたびに私の身体は敏感に反応して、ビクビクと怯えていた。

ねぇ、私って今でもちゃんと、彼を好きでいられているんですか――?

高橋真菜。25歳で今は普通のOLの仕事をしている。

今日も、いつも通り仕事が順調に終わり自宅へ向かった。

そして、自宅前へ着くと身体の震えは増していた。

真菜

っ…

家の窓からは明かりが見えて彼がもう“帰ってる”ってことを示していた。

真菜

…今日は、早かったんだな…

止まることのない体の“震え”

真菜

は、早く入らなきゃ…

いつまでもここに立ってても風邪をひくだけだし……!

と、自分にそう言い聞かせて、勇気を振り絞りそっと家のドアノブに手をかけガチャ…、と音を立ててそっと静かに家の中へ入った。

すると、リビングの方からペタペタと足音を立てながらやって来る彼の姿があった。

和也

お帰り、遅かったね?

真菜

た…っ、ただいま、きょ、今日は早く帰ってきたつもりだよ…?

和也

そう?定時の時間で終わったにしては数分遅くない?

真菜

っ…

和也

そーんな、びびんないでよ、ほら、早くリビング行こ?

ふと、彼の顔を見れば、ニコッて微笑んでたけど、その笑顔には何か“裏”がありそうで昔のような“可愛い笑顔”や“意地悪っぽい笑み”では無かった。

付き合いたての頃は、和は凄い優しくて和は私にとって“自慢の彼氏”だった。

なのに…ある日、仕事ですごい残業が長引いたことがあって家に着いたのが、“11時過ぎ”だったんだよね

慌てて会社を出て、家へ帰ると玄関の前で腕を組みながら待っている和の姿があった。

真菜

ごめんね。残業で遅れちゃって…

そう言って中に入ろうとしたらグイッて力強く和に引っ張られた。

真菜

か…和?

和也

…遅い

真菜

だ、だから言ったじゃん!“残業”だって!

和也

今までだって残業したことあってもここまで遅くはなかったはずだ

真菜

……か、和?

初めて見る和の鋭い目で怒る姿に身体がビクッて怯えた。

和也

…残業なんて、嘘だろ…?どうせ、他の男といたんだろう?

真菜

なっ何言ってんの!仕事って言ってるじゃん!

和也

今までだって残業でここまで遅くなったことないだろ!とぼけんじゃねーよっ!!

真菜

えっ、ちょっ和…いやぁぁあっ!

バシンッ!

その時、初めて和に殴られた。

その日からだ、優しかった和が、“束縛男”へ和が変わってしまったのは―――。

リビングに着いて向かい合わせに座ったと同時に和は私の方をジッと見つめながら

和也

…、ほら、早く貸せよけ・い・た・い

そう言って、右手をスっと私の目の前に差し出した。

真菜

は…はぃっ…

そう返事してすぐ急いで鞄の中から自分の携帯を取り出して和へ渡した。

毎晩、“当たり前”かのように和は私の携帯を普通に受け取る。

毎晩、和は私の携帯をチェックするのが日課。

何故やるかと言えば私が“他の男”と接触してないか見るためだ。

和也

…っ何だよ!この“翔”ってのは!!明らかに男の名前だろが!

バンッ!と勢いよく携帯をテーブルに叩きつけ怒りに満ちたようなそんな顔で私を睨みつけてきた。

真菜

た…ただの、友達、だよ?

和也

それもどうかな

バシンッ!

今日もまた和に殴られた。

殴られたところがヒリヒリと痛む、もう何回目だろうか、和に殴られたのは…

もう、数え切れないくらい叩かれてるもんな。

和也

お前が悪いんだからな?分かったら、今後一切この男と連絡を取るな

真菜

な…、何を急に言い出すの?

和也

ほら、早く、今すぐ俺の目の前で男のアドレスは全て削除しろ

私の言葉なんか耳を傾けようとせず、ダンッと乱暴に目の前に私の携帯が置かれた。

真菜

ぇ…何で…

和也

…、自分で消さない気なの?あっそ、じゃあ

そう言ってすぐ、和はテーブルに置いた携帯を、ひょいっと手に取ってカチカチと私の携帯を弄り始める。

真菜

…っ、ちょっ和!?

暫く経って“ほい”って返された携帯

でも、私の携帯に入っていた“男のアドレス”が全て削除されていた。

何度も、何度もアドレス帳を確認するけど“和”以外、男の人のアドレスは残ってはいなかった。

真菜

和、酷い。どうしてこんなこと…

和也

何?何か文句あんの?

和也

…、男は彼氏の俺で十分じゃん、だから必要ないでしょ?

そう言って、フッて意味ありげな笑みを浮かべる。

真菜

……っ、…

和也

何、嫌そうな顔してるの?なんか、言いたいことあるの?

真菜

…っ、和、前は男の人と連絡とっていいって言ってたのに…

和也

…はっ?何言ってんの?“前”は“前”、“今”は“今”でしょ?

真菜

…っ、でも!

和也

っ…ごちゃごちゃうるさいんだよ!いいか?男は俺以外と連絡取るな!いいな?

そう、鋭い目つきで和は私に向かって怒鳴った。

真菜

…っ、わかったよ

和也

、ん、わかればいーんだよ、いいか?明日も他の男と話すんじゃねーよ?

そう言えば和は席を立ち、別の部屋へ歩いて行った。

残された私はリビングにぽつん、と1人で座っている。

真菜

…、和、…

もう、無理なんだね、このまま和の傍にいる限りは私は和に一生逆らえないんだ…

真菜

おはようございますー

そう挨拶しながら会社に入って自分の席に腰をかけたら、ぱっと誰かの両手で両目を隠されて

だーれだっ

真菜

っわわっ!!

ははっうける〜(笑)

ってふざけたような笑い声と声が聞こえた。

真菜

っ…翔、でしょ?

うっわーもうばれちまったかー

真菜

いやいや、こんなことするの翔しかいないしっ

おい(笑)ま、でも真菜も毎度いー反応してくれるわ(笑)

真菜

ちょ!馬鹿にしてない?

ははっ気のせいだって〜(笑)

――櫻井翔。私のたった1人の同期、オフィスの席も隣同士で翔が気さくによく話しかけてくれるからそれからすごい仲良くなった。

そうそうっ!昨日のTV番組で××観た?

真菜

みたみた!最初にはじまりの…

そう言いかけたとき、ふと、

“他の男と話すんじゃねーよ?”

って言う言葉を思い出して思わず、喋るのに留まる。

…?どした?話の途中でいきなり黙り込んで…

真菜

…ぅうん!何でもない!

会社の中ならいいよね?和はこの会社じゃないし、バレないよね?

そう思って翔と話続けた。―、だけど…

♠︎

高橋さーん!そこで会いたいって男の人がいるんだけど

真菜

は、はーぃ。ごめん翔!ちょっと行くね

いってら~♪

それにしても誰だろう“男の人”って言ってたよね?まさか…

恐る恐るその呼ばれた方へ急ぎ足で行くと…そのまさかだった。

和也

フフッやぁ真菜♪

私を呼ぶ人があの“和”だったから――。

私の彼氏は〝束縛彼氏〟

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コメント

19

ユーザー

今思ったけど この物語のニノちゃん めっっっっっっちゃ束縛男やんw

ユーザー

ごめん、全然TERROR開いてなくてみれてなかった ニノちゃんが怖い、、、、、、でもこういうのもいいかも‪w これからも頑張って!

ユーザー

ストーリーよかったよ!私のストーリー、嵐の活動休止のやつと新しいストーリーあるから、そちらもよろしく🙏

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