1ヶ月の幸せ

俺、中井 航大は同じクラスのハツラツした山城 沙和に想いを寄せている

そろそろ想いを伝えたいと思っているが俺には

隠していることがあった。

クラスのみんなは知らない、言えれない事。

あと1ヶ月しか生きれないコト。

6時限目終わり

帰り道

家に帰った航大

次の日

次の日もその次の日も来てくれた

沙和が泣いている

それから学校にも行き1ヶ月経とうとした時の、学校で

立ち上がった瞬間の事だった

航大の目の前が真っ暗になって倒れた

ピッピッピッピッピッピ. . . .

ピーーーーーー

5年後の航大の誕生日

ガチャ

ふと机を見ると、引き出しから白い紙が見えた

それは、航大が沙和へ書いた手紙だった

沙和へ

ほんとに楽しかった、病気の事ギリギリになって伝えて

ごめんね。

隣の席になった時めっちゃ嬉しかった！！！！！

話したいなーって思ってて

沙和から、話しかけてくれた時やったー！ってなったし、

一緒に帰った時夢なんじゃないのかって思ったし

こんな日が毎日続いてほしいって思った

だから悔しかった

病気のことを伝えたら、一緒にいれる時間が無くなるんじゃないか

っていう不安が来た

もっといたかったなー

もっと話したかったなー

沙和、幸せになって。

短い間だったけど

ありがとう！