アルファα27*
アルファα27*
ガチャッ
アルファα27*
ヒバリ
アルファα27*
アルファα27*
アルファα27*
ヒバリ
アルファα27*
ヒバリ
ヒバリ
アルファα27*
アルファα27*
アルファα27*
ヒバリ
ヒバリ
アルファα27*
アルファα27*
アルファα27*
ヒバリ
アルファα27*
ヒバリ
アルファα27*
ヒバリ
ヒバリ
アルファα27*
ヒバリ
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ヒバリ
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ヒバリ
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ヒバリ
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ヒバリ
アルファα27*
ヒバリ
アルファα27*
ヒバリ
アルファα27*
ヒバリ
アルファα27*
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
あれは私がまだ、人間と関わりを 作っていない孤独の時だった。
群れるなんて無駄な行為、昔の自分じゃ 到底考えられなくて
…あ~、ここで言うイギリスと言う国の ロンドンで時計台を住処とし、人々の 住処を襲っては必要なものを集めて 暮らしていたんだ
そうでもしなければ飢え死ぬ ことになるからさ
ヒバリ
時計台の中で毎晩その日の成果を見ては 飽き飽きしてたんだよ
人間の食べるものや使うものってのは 新鮮で面白い
けど、飽きたんだ
何100年生きてる私にとって
その日々は退屈でしかなかった
騒ぎを起こそうものなら 大人数に捕らえられ殺されて しまうから。
ヒバリ
静かだった
いや、強いて言えば…
人間の食べ物を嗜む音や時計の針が動く 音くらいは私に安らぎを 与えてくれていたかもなぁ……。
ヒバリ
吸血鬼は、人の血肉無しじゃ 生きる事はできない。
本能で理解した吸血鬼の生態
精神が熟し行動できるようになった日 から私は1人だった
ずっと1人だったんだ
だから
望むモノ全て自分で手に入れてきた
知識も、好奇心も、食料も、居場所も
だからその日も襲いに行ったんだ
いつも通りな
ヒバリ
人間から見たら、吸血鬼の私なんて 羽が生え、血肉を喰らう"化け物" なんて…
デフォルメされた言葉なんかじゃ 言い表せないくらい醜いモノなのだろう
適当に目についた家の窓を割って 侵入する…
いつも通り、そう、いつも通り…
自分の欲を満たす為だけに
腹の飢えを満たす為だけに…
私は今日もまた
1つの家を襲撃した
バリーンッッッッッッ”ガシャッ…カラカラッ…。
フロム・エディ
ヒバリ
フロム・エディ
驚いて尻もちを付き、後ろに下がる "アイツ"はとても面白かった
フロム・エディ
フロム・エディ
ヒバリ
フロム・エディ
ヒバリ
いつもなら、そのまま襲って食べて… 物色してずらかっていただろう
だけど
アイツの言ったショートケーキと言う ものが物凄く気になった
だから
気まぐれで生かしてみたんだ
そしたらどんな表情をしたと思う?
ヒバリ
ヒバリ
フロム・エディ
フロム・エディ
絶望の表情とは打って変わって
希望をつかみ取ったような顔をしてたさ
フロム・エディ
ヒバリ
フロム・エディ
フロム・エディ
ヒバリ
フロム・エディ
ヒバリ
フロム・エディ
フロム・エディ
フロム・エディ
ヒバリ
フロム・エディ
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
フロム・エディ
ヒバリ
初めて食べたソレはとても 美味しかった
アイツも、とても嬉しそうな顔をしてた
人間らしくさ、考えてみたんだよ
なんで殺されかけた相手に対して そんな顔ができるのかって
ヒバリ
フロム・エディ
フロム・エディ
フロム・エディ
ヒバリ
不思議だった
気味悪がらずに、心配してくれる アイツが
ヒバリ
それから、毎晩お邪魔させて貰ってた
だけど、あの夜とは違う
少しだけ空いた窓から入って
洋菓子を作るアイツを眺めて談笑して…
いつしか、アイツと居る時間の方が 長くなるようになったんだ
ヒバリ
フロム・エディ
フロム・エディ
ヒバリ
ヒバリ
フロム・エディ
フロム・エディ
ヒバリ
突然言われた"信用"と言うワードに 私は戸惑うしかなかった
なんでこんな私を信用できるのかが分からなかった。
ある時、私はその人間に 前から抱いていた疑問を話してみたんだ
フロム・エディ
ヒバリ
ヒバリ
フロム・エディ
フロム・エディ
─ " 心 " と 呼 ぶ ん だ ─
ヒバリ
"心"…、それは
私が初めて理解できなかったもの
とても不思議で、解明できなかったモノ
それからは、影で人間の手伝いを しながら
"心"と知ろうと必死に 観察していた
ヒバリ
フロム・エディ
ヒバリ
フロム・エディ
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
フロム・エディ
ヒバリ
考える私をよそに微笑み笑う人間の 事がたまらなく不思議だった
フロム・エディ
フロム・エディ
フロム・エディ
明るい笑顔で、そう面と向かって 言われた
1つ、考えてたんだ
終わりがなくても
この人間を ❝?アィ¿❞ せるかを
ヒバリ
口先と心の中で考える事が 分離し始めたのはここからだった
"心"というものは
人間らしさを作り上げている ということを知った
そしてそれは
言葉がなくても伝わる "なにか"であることも
だから…
私も…
こころがなくても
ギィィ……ッ、…。
フロム・エディ
フロム・エディ
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
終わりはいつも突然来るものだ
そんな事、私が一番よくわかってる
だけど、…それでも
信じられなかった
信じたくなかった
この幸せな時間が
居場所が
…その人間が
いなくなる事実を
フロム・エディ
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
…人間は、私と勘違いして 忍び込んできた何者かに腹を刺され ひどく出血していた
フロム・エディ
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
このままこの人間の時間が止まったと しても
終わりが来ることなんて分かってた はずだった
いくら知識があろうが
力があろうが
種族が強かろうが
何もできない無力なことを 知った
フロム・エディ
フロム・エディ
フロム・エディ
不定形な心臓の音が、鮮明に 聞こえた気がした
昨日までの嬉しそうな顔が 忘れられなかった
ヒバリ
フロム・エディ
フロム・エディ
フロム・エディ
ヒバリ
フロム・エディ
フロム・エディ
フロム・エディ
ヒバリ
フロム・エディ
ヒバリ
フロム・エディ
ヒバリ
フロム・エディ
─ だ い す き だ よ ─
ヒバリ
ヒバリ
たった6文字の言葉を発して 彼は呆気なく死んでしまった
それでも私は、その人間を 揺さぶり続けた
ヒバリ
次々と出てくる知らない感情を 頬を伝って流れてきた涙を 振り払って
人間を抱きかかえ、外へ助けを 求めに
窓から飛び降りた
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
いくら叫んでも助けは来なかった
そりゃそうだ
今まで悪行を散々犯した 化け物なんて助ける筋合いがない
人間からみたら嘘で釣ろうとしてる としか思えないからだ
未熟な私は
"どうすれば助けてもらえるか" だなんて分からなくて
ただ、冷たい夜の中
声が枯れるまで叫び続けた
次の日から
人気店の店主の不法が広まった
だがその噂も1~2週間しか続かなかった
人間にとって、"死"とはそれほどの ものだってことだ
自分が生きてさえいればいい
そんな自分勝手な人間が 大嫌いだ
ヒバリ
だけど、一粒の涙しか出せなかった 薄情な自分も嫌いだ
そして…
目の前の人間さえ救えない私は 弱者だ
アルファα27*
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
アルファα27*
ヒバリ
アルファα27*
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
アルファα27*
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
アルファα27*
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
アルファα27*
ヒバリ
アルファα27*
アルファα27*
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アルファα27*
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
アルファα27*
アルファα27*
アルファα27*
アルファα27*
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
一口食べたそのケーキの味に
ほんのり白ワインのような風味がした 気がした
コメント
4件
ちなみに1つ言うと ut_nrkrが自害した時の事後 ヒバリが言った 「人1人の死なんかすぐに忘れるさ」てきなセリフは これ作るための布石?です
ヒバリちゃんってこんな過去あったんだァ...() 天才ですかね??? 他の子の過去も楽しみにしてまーす!
ピギャあー(´;ω;`)(´;ω;`) ほんとに最高ッッッ