晴翔
え?
凌
なんでだよ。
杏
2人して旅行行って帰ってくる途中飛行機が墜落したの
杏
覚えてない?4年前の
晴翔
あー、あったな。
凌
それに親が乗ってたのか?
杏
うん。乗ってた
杏
飛行機ごと燃えたから当然、どれがママとパパなのかもわからない。
晴翔
そうだったんだな
凌
辛かったな。
杏
(╥﹏╥)
杏
もう、離していいよ
晴翔
あ、ごめん。
杏
んん
凌
じゃあ今まで一人で生きてたのか?
杏
うん。
凌
金は?
杏
夜のお仕事だよ。
晴翔
何やってんだよ。
凌
じゃー今どこで過ごして。
杏
あーあそこは本当の家じゃないよ
杏
その時だけ自分の家だと2人に思い込ませようと、知らない人の家にいただけ
凌
でも家の中から出てきたじゃ
杏
それはその間だけ入れてもらったの
杏
ここの人はいじめのことを知らない
杏
だから私を見れば、
晴翔
じゃあさ、俺らと一緒に住む?
凌
あ、それいーな
杏
で、でも。
晴翔
大丈夫!大歓迎だぞ
凌
おう!これからは俺らが守ってやる
杏
ありがとう
杏
うわぁぁん😭😭
凌
また泣いたw
杏
ご、ごめ。
晴翔
じゃーこれから俺らと住むための必要な道具買いに行くか
杏
え、今日から?
凌
当たり前だろ
杏
(/// ^///)
数時間後
凌
はーたくさん買ったな
晴翔
そうだな、これからは杏も俺らの家族みたいなもんだ
杏
ありがとう!
晴翔
ただいまー
凌
ただいまー
杏
た、ただいまです
晴翔
そんな固くならないでよ
凌
そうそう。
晴翔
俺先風呂入るわ
凌
おう
杏
うん
凌
杏はさ、
凌
どうしてここまで来たの?
杏
東京から引っ越しってなった時1番行こうと思ったのがここだった
凌
そうなんだ。
数分後
晴翔
はー次いいぞ
杏
あ、待って。
杏
さっき言いそびれたんですけど
杏
私。1人兄がいます。
杏
でも。
杏
お兄ちゃん夜のお仕事だから、帰ってくる日の方が少なくて。
杏
昨日だって、お兄ちゃん朝はいたけど。
杏
ここ来る時の飛行機の途中に
杏
お兄ちゃんは、もう帰って来れないかもしれないって言ったの。
杏
お兄ちゃんは、私を捨てた
杏
私には晴翔先輩と凌くんしか今いない状況
杏
仲良くしてほしいの。
凌
そうだったんだな。
晴翔
大丈夫だ
凌
うん、俺らは何があってもお前を守るよ
晴翔
そうだな、辛かったな。
杏
ありがとう
杏
うわぁぁん😭😭
晴翔
またまた泣いたw
凌
もういいから、そのくだりw
凌
じゃあ俺入るな
晴翔
おう
杏
はーい
晴翔
あ、あのさ
杏
ん
晴翔
杏好きな人とか、彼氏とかできたことってある?
杏
んーないかな
晴翔
そーだよな。モデルって
杏
どうしたの?
晴翔
俺今好きな人ってゆーか気になるな人いるんだ
杏
うん
晴翔
でもこのままじゃ他のやつに取られるかもしんないし、
晴翔
どうやってアピールすればいいのか
杏
うーん
杏
杏も、恋したことないから分からないけど
杏
少しづつでいいから。
杏
一緒に帰ろ、とか
杏
言ってあげれば彼女も意識するんじゃない?
晴翔
そ、そうかーありがとう
凌
うぃー
杏
あ、おかえり
杏
じゃー私入るね
晴翔
はいよー
凌
行ってらー
杏
ふー。
晴翔
なぁ
凌
あ?
晴翔
下着買う時って、あんなに緊張するんだな
凌
やめとけよ。彼女に買う日が来るかもしんねーだろ
凌
練習だと思えよ
晴翔
俺、好きな人出来たかもしんね
凌
あ?
晴翔
まだ確信したわけじゃねーけど
凌
誰だよ
晴翔
まだ、お前には言わねーよ
凌
ってことは知り合いだなー
凌
杏か?
晴翔
ピク
晴翔
べ、別に
凌
バレてるw
晴翔
仕方ねーだろ。
凌
はいはい







