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Nemuri
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コメント
3件
あー、もうこの話めっちゃ良かったわ…!最初の「付き合って」で由夏がパニックになる流れ、完全にこっちも弄ばれた気分になった(笑)。本屋での伊織の「その本好きそう」ってさりげなさ、ズルいよね。で、最後の有眞の沈黙で空気一変…心臓抉られたわ。サブイベじゃなかったんかーい!続き気になりすぎる🔥
『明日、放課後空いてる?』
髙浦伊織からのメッセージ。
由夏はベットの上で固まっていた。
頭の中。
【イベント通知】 神﨑伊織からお誘いがあります ▶参加する ▷断る
……いや
そんな大袈裟なものじゃない。
きっと、
課題とか、
先生の頼み事とかそういうやつ。
多分。
由夏は震える指で返信した。
『空いてるけど?』
数秒後。
既読。
そして、
『じゃあ付き合って』
………。
付き合って。
由夏停止。
【エラー】 文章を正常に処理できません
待って
え?
付き合う?
告白?
髙浦伊織?
スマホを落としかけた瞬間、
次のメッセージが来る。
『本屋』
……あ。
『駅前の』
ああ。
『新刊出るから』
終わった。
由夏は枕に顔を埋めた。
恥ずかしい。
恥ずかしすぎる。
『びっくりした』
送る。
『何に?』
絶対わかってる。
絶対わかってる。
髙浦め。
翌日。
放課後。
由夏は昇降口にいた。
隣には髙浦。
廣瀬 由夏 ヒロセ ユカ
髙浦 伊織 タカウラ イオリ
廣瀬 由夏 ヒロセ ユカ
髙浦 伊織 タカウラ イオリ
髙浦はスマホをしまう。
そして
髙浦 伊織 タカウラ イオリ
自然に歩き出した。
駅前。
本屋。
由夏は少し驚いていた。
髙浦って、
思ったより喋る。
思ったより笑う。
そして、思ってたより一緒にいて楽だ。
髙浦 伊織 タカウラ イオリ
廣瀬 由夏 ヒロセ ユカ
髙浦 伊織 タカウラ イオリ
棚を指さす。
恋愛小説。
廣瀬 由夏 ヒロセ ユカ
髙浦 伊織 タカウラ イオリ
またそれ。
由夏は本気で抗議した。
廣瀬 由夏 ヒロセ ユカ
髙浦 伊織 タカウラ イオリ
廣瀬 由夏 ヒロセ ユカ
髙浦 伊織 タカウラ イオリ
髙浦な笑う。
珍しく。
声に出して。
その笑顔を見た瞬間、由夏は少しだけ思った。
……こういう顔するんだ。
教室では見ない顔。
帰り道。
夕焼け。
信号待ち。
髙浦がふと口を開く。
髙浦 伊織 タカウラ イオリ
由夏は頷く。
廣瀬 由夏 ヒロセ ユカ
本当に。
思っていたより、ずっと。
すると髙浦は少しだけ安心した顔をした。
髙浦 伊織 タカウラ イオリ
その時。
瀬那 有眞 セナ ユウマ
聞き覚えのある声。
由夏の心臓が跳ねる。
振り向く。
有眞。
そして、その隣には、
紗良。
四人。
目が合う。
沈黙。
【イベント発生】 遭遇イベント 参加キャラクター ・廣瀬由夏 ・髙浦伊織 ・瀬那有眞 ・橘紗良
空気が妙にぎこちない。
紗良が最初に笑った。
橘 紗良 タチバナ サラ
助かった。
由夏は少し肩の力を抜く。
しかし、有眞だけはなぜか黙っていた。
視線。
由夏。
そして、髙浦。
最後に二人の距離。
瀬那 有眞 セナ ユウマ
ぽつり。
その一言だけ。
なのになぜか、由夏の心臓は少しだけ 痛かった。
【攻略対象に異変が発生しました】
___しかし本人は、 まだ理由を理解していません。