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皆さんはもし亡くなった人に 会えるなら どうしたいですか?
私はもしまた貴方に 会えるのなら
私は謝りたい
何故私はあの時 あんなことを言ってしまったのだろう…
あんなことを言わなければ きっと貴方は 生きていたかもしれないのに…
天海青葉
天海青葉
衣千原正秋
天海青葉
衣千原正秋
天海青葉
衣千原正秋
衣千原正秋
天海青葉
天海青葉
衣千原正秋
天海青葉
衣千原正秋
私と彼は同居していた
普段は仕事が忙しく ほとんど家にいない彼
そんな彼と一緒に誕生日を 過ごす予定だった
ずっと楽しみにしてたのに ドタキャンされて あの時は頭に血が上っていた
実家に帰ってしばらくした後 とあるニュースが流れた
天海青葉
天海青葉
天海青葉
天海青葉
その後葬式で会った彼の同僚が彼が何故仕事を 頑張っていたのかを聞いた
彼は私にプレゼントで 結婚指輪を 買おうとしていたのだ
しかし今の自分の給料では 生活を支えるのが精一杯
だから彼は頑張って出世し 名誉も手に入れた
事故が起こった日彼は 念願の指輪を購入し 私に届けようと していたのである
私はその時ただ泣いた
彼との最後の会話
何故喧嘩して しまったのだろう?
何故家を出て 行ってしまったのだろう?
私が我慢をして 家にずっといれば あんな事故は 起こんなかったかも しれないのに…
しばらくブロックしていた 彼とのラインを見て 私はもっと泣いた
彼は死際私にラインを 送っていた
そのラインは彼の遺言
その数が少し多い
どれだけ苦しんで死んだのか よくわかった
死んでしまうほどの 大怪我を負っている人間は その時意識がある時間が 長ければ長いほど 苦しんで死ぬためだ
そのラインはこう書かれていた
衣千原正秋
衣千原正秋
衣千原正秋
衣千原正秋
衣千原正秋
衣千原正秋
衣千原正秋
衣千原正秋
衣千原正秋
衣千原正秋
チャットはそこで終わっていた
そのあと正秋のお母さんに指輪をもらった
ペアの指輪だ
指輪に入っている宝石は私の好きなエメラルド
一度だけ宝石店に行った時私が言ったのを覚えていて くれたのだ
裏を見てみると正秋と私の名前が刻み込まれていた
私は泣いた
声が枯れるほど 涙が枯れるほど
私は嗚咽を出しながら泣いた
天海青葉
そう言い続けながら…