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俺は自分のこの容姿が嫌いだった
自分の姿を見ると、黒い記憶しか蘇ってこないから
両親は中学の頃に事故で他界したから
身内と呼べる人もいなくて
この容姿のせいで、俺の周りから信用出来る奴もいなくなっていた__
高嶺(高校
バシャッ"!(水
高嶺(高校
女子
高嶺(高校
また水をかけられる
もう慣れたものだ
俺は真っすぐと自分の席に向かう
高嶺(高校
女装野郎
気持ち悪w
学校来んな
いつも通り机には大量の悪口
別に悲しいとかの感情もない
もうほとんどの感情が残っていないから
その時
一ノ瀬双葉
そう教室に入ってきたのは、一ノ瀬双葉
この高校で知らない人はいないほどの人気者だ
一ノ瀬双葉
双葉は俺の方に向って歩いて来る
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
高嶺(高校
俺が何も答えないでいると
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
そう言って双葉は俺に自分のジャージを渡してくる
女子
一ノ瀬双葉
女子
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
女子
高嶺(高校
一ノ瀬双葉
高嶺(高校
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
双葉はそう俺にジャージを押し付けて来た
高嶺(高校
一ノ瀬双葉
高嶺(高校
俺が教室を出ていくと
一ノ瀬双葉
女子
一ノ瀬双葉
女子
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
女子
一ノ瀬双葉
女子
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
女子
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
女子
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
高校に入ってすぐの頃
俺が周りに笑われていたのを助けてくれたのが双葉だった
双葉は中学の頃から環境に恵まれていた
俺がどれだけ双葉を突き放しても
諦めることなく、俺に話しかけてきた
それに、双葉は俺には優しいし、よく笑顔を見せるけど
俺をいじめてくる奴らには容赦なく毒を吐く
自分の今の地位が下がってもいいのかと思って、この前聞いたが
『優と一緒に居られるなら、地位なんて関係ないよ!』
と言われた
そおれから次第に、俺も双葉に心を開くようになった
でも、まだ「友達」まではいかない
「少し仲がいい同級生」
この関係でいい
俺に関わりすぎたら、双葉まで虐められるから
そういえばいつか、二人で夢を語り合ったことがあった
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
高嶺(高校
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
高嶺(高校
一ノ瀬双葉
高嶺(高校
高嶺(高校
高嶺(高校
一ノ瀬双葉
高嶺(高校
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
高嶺(高校
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
高嶺(高校
一ノ瀬双葉
一ノ瀬双葉
高嶺(高校
一ノ瀬双葉
高嶺(高校
無邪気に笑う双葉を見ていると
俺の中の黒い闇が消えていくような気がした
双葉がいるから、この地獄の毎日も耐えられていたんだと思う
でも、そんな日々も‥‥
僅か数ヵ月で消え去ってしまった