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玲
玲
玲
玲
玲
玲
玲
これは
僕が小学六年生の頃のお話
そして
ある友達が死ぬまでのお話
今思えばもう貴方の声も名前も顔も覚えていないけど
悲しかったってことだけは覚えてる
_____
貴方はいつも元気だよね
でもほんとはとても辛かったんだろうね
他人の気持ちってわかんないな
玲
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呼んだら反応してくれたよね
玲
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いつも快く聞いてくれたよね
玲
そういえば好きなアニメで知り合ったよね
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玲
アニメを勧めてくれたよね
玲
玲
玲
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相談も聞いてくれたよね
玲
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玲
玲
_____
一緒に楽しく会話もしたよね
でも貴方は死んじゃうんだね
死ぬって行った時は驚いたな
_____
玲
ほんとはその時
「行かないで」「もっと一緒にいたい」「喋りたい」
そう言いたかった
でも
それを言われるとは辛いだろうから
一回飲み込んでさ
玲
こう言っちゃったんだ
だってここで死ぬのをやめて後悔しないでほしい
ほんとにそれで良いのかな?
でも
言わない方が良いよね
_____
きっと貴方は何を言っても受け入れてくれるんだろうね
でもそれに甘えてたら辛い思いさせちゃうよね
もう少し
一緒にいたかったな
貴方が死ぬ日が来てしまった
こないで欲しかった
ずっとこの楽しい時間を過ごしたかった
こうしてガマンする
あの子モいっぱい我慢しただろうカラ
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玲
_____
_____
_____
玲
玲
あぁこの時言えばよかったな
行かないでって
ヒューバン!
そして
あの子が落ちた音がした
玲
玲
玲
僕の一緒に行くことにした
玲
玲
玲
ヒューバン
そうやって僕も…
死んだ
終わり