テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
初めまして。
私は―――です。
貴方の一番近くにいた人です。
…覚えてない?そうですよね。
まぁ気にせず初めはお話をしましょう。
貴方は今、
この世に初めて舞い降りてきました。
相当昔の事です。
泣くことしかできない。
小さくか弱い幼児。
それから数年。
初めて食べること、歩くこと。
色々なことを学びました。
数年貴方は幼稚園や保育園に通いましたね。
外で楽しく遊んだり、友達と話したり、
それも瞬きの間。
初めての小学校生活。
入学式の時貴方の親は喜んでいましたね。
初めて教室に入ったことを
覚えていますか?
気まずい空気、明るい空気。
それもだんだん明るい方へ
向かっていったのではないでしょうか?
2年生になり、
後輩に当たる新一年生が入ってきましたね。
だんだん学校のことも知り、
より楽しさを学んだのではないでしょうか?
では上級生になったことを覚えていますか?
5年生になった時言われた言葉。
5年生なんだから
上級生だから
最高学年だから
次は学校のリーダーだから
責任をもって。
もう大人でしょ?
自分たちで出来るよね?
こんなことを言われても
あなたは挫けず
前を向いてきましたね。
桜が舞い―――
季節は3月。
今日は卒業の日―――
今までの仲間とも
学んできた学校とも。
別れの時が来た―――
親にかっこいい背中を見せて。
今卒業証書を受け取る―――
みんなとも別れの時が来た。
『ありがとう。』
感謝の気持ちが涙と共に溢れる。
?
なぜ終わらないのかって?
まだ君には命がある。
この先も見ていこう。
中学では部活に勉強。
高校は大学や就職に向けて。
やがて卒業が来る。
大人になり、
また世界が違って見える。
最後には別れというなのゴールテープが見える。
貴方に出会えた祝福と、
貴方がここに来てくれたことを
永遠に忘れないでくださいね。
それでは
新しい未来をお楽しみください。
―――――― 愛しき私のベストメモリー ――――――
作者 奏 蒼乃
𝑒𝑛𝑑
コメント
1件
語り手は貴方にとって一番近くに居てくれた人です。貴方のベストメモリー、忘れないで。