さとみside
次の日。俺は1人屋上に佇んでいた。
、、昨日、るぅとが応援演説に選んだのはころんだった。
そのことについて一言。
何でころんなん!!!!?
(好きだからです)
嫌結構本気で思ってる。
るぅとが1番仲いいと言ったらころんだけど。
ここは頭がいい人を選んだ方が懸命ではないか。
莉犬とかなーくんとか遠井さんとか。
せめて俺でも。
何故にころん!!!?ジェルを応援演説に頼むことは頭になかったくせにジェルと同じような思考回路のころんを選んだのは何で!!!?
(好きだからです)
桃谷
我に返り、るぅとの気持ちについて推測を始めた。
桃谷
(好きだからです)
、、、そう考え、すぐにやめた。
るぅとはそこまで酷くない奴だし。
、、相当な事をしない限りは優しい奴だ。
というか、彼がころんを選んだ理由もわかっている。
桃谷
(好きだか、、え?)
1人呟き立ち上がる。
桃谷
誰も居ないが俺は言葉を発す。
、、、2人が何事もなく付き合えますように。
俺は影から応援するだけだ。
__いつか、、俺も誰かと、、
そこまで考え、目に浮かぶのは、、
赤崎
あの時、1番の笑みを見せた莉犬。
桃谷
小さい声は、遠くの空へ消えていく。
その言葉の裏の想いに、俺自身気づかないまま。
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