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愛して愛して愛して
原作:きくお 様
遠い遠い昔、呪われた首輪があった。
その首輪は人を喰らった。首輪は人間を差し出すと緩まり、一定数の人間を差し出すと他の誰かを代わりに呪った。
この地獄の連鎖は今でも続いていた。
突然の事だった。首輪が私の首に巻かれた日、私は母親に捨てられた。
怒らないで、見捨てないで、どこにも行かないで、ねぇ
そんな訴えもお構いなしに捨てられてしまった。
なんで捨てられたか分からなかった。私はなにかしたのだろうか?そう考えると直ぐに分かった
私に巻かれた”首輪”のせいだ
私に巻かれた呪いの首輪の生贄にならないように私を捨てた。
それだけの事だった。結局、自分が一番大事だったから私を捨てた。
美紅(みく)
首輪は生贄(母親)を逃がしたからか、私の首を吐くまで強く締めた。
【人が居ない、足りない、早く生贄を連れてこい】
首輪はそう、私の脳内に語り掛けてきた。
美紅(みく)
次は捨てられないために、父親に必死にアピールするも首輪はそんな事に興味はなく
【そんな事より早く生贄を連れてこい】
そう脳内に語り掛け首を絞めてくる。そして父親も生贄にされないように私を捨ててしまった。
美紅(みく)
そう嘆いた。
首輪に呪われてからある一定の人を差し出すまであと少しになった。
あと1人、これで全部が報われる。この呪いから解放される。
体育館裏、告白をした。
嘘みたいでしょ?貴方みたいな汚い人が好きなの、呪縛を解いてくれるから。
一定の人数を捧げた首輪は私からあなたに乗り移った。呪縛が解けた。
これで
幸せなの
作者moka
作者moka
作者moka
作者moka
作者moka
作者moka
作者moka