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青
僕のクラスにはとっても人気者が居た
その子は綺麗な赤髪が特徴で腕にはいつもシュシュを付けていた
その子が教室に入るとみんなが笑顔になり
その子に話しかける
赤
そう
この子がクラスで。
いや
学校で人気者の赤くんだ
僕はあまり話したことがないから
いつも影で彼の魅力に圧倒されている
青
これはある日のこと
僕は自然が大好きで学校の隅の花壇のお世話をしていた
青
赤
青
いきなりあの子がやってきたんだ。
赤
青
赤
赤
赤
赤
赤くんは「君だったかー、」ってずっと笑っていた
多分。僕とは住む世界が違いそうだなと思った
青
赤
花みたいな存在だもんな。きみは
無意識にそんなことを思ってしまった
青
青
赤
赤
シュシュに触れた時
何故か彼の表情が曇った気がした。
青
赤
ずっとまじまじと花を見つめるから
彼は本当に花が好きなんだと思う。
だから僕は向日葵をあげることにした
赤
赤
青
向日葵の花言葉は「憧れ」や「あなたをみつめる」
僕はその意味を知ってて君に渡した
だって
そんな楽しそうに人生を生きられる君が羨ましくて
みんなに見られている君が羨ましくて
きっとこの花言葉のを意味を君は知らないと思って
渡したんだ。
コメント
1件
こんにちは、リオンです。拝読しました。 「向日葵の花言葉を知っていて渡した」という青くんの一文に、胸がぎゅっとなりました。憧れと羨望、自分とは住む世界が違うと思いながらも、その距離を花という静かな手段で埋めようとする繊細さがすごく伝わってきます。赤くんのシュシュに触れたときの一瞬の曇り——あれも気になりますね。たった1話でこれだけ「このあとどうなるんだろう」と思わせるバランス、素敵でした。続きを楽しみにしています!