コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
及川亜座美
及川徹
及川聖苑
金田一勇太郎
黒尾穂奈美
黒尾鉄朗
黒尾穂奈美
国見英
雪平朱音
渡親治
矢巾秀
影山飛雄
日向翔陽
岩泉一
岩泉一
日向翔陽
岩泉奈々
山口忠
月島蛍
澤村大地
菅原孝支
西谷夕
田中龍之介
縁下力
東峰旭
松川一静
小栗蓮
体育館の私がよくいた場所
小栗蓮
金田一勇太郎
小栗蓮
岩泉奈々
及川亜座美
日向翔陽
影山飛雄
花巻貴大
松川一静
及川亜座美
彡(彡ヒューヒュー
風が吹きカーテンが揺れている。
揺れたカーテンの隙間からは 月の光がもれている
及川徹
岩泉一
ヒュ〜
バサバサッ
急な強い風で、カーテンの揺れが激しくなり荒れた
及川亜座美
カーテンの隙間から見えた物体
及川亜座美
もう一度揺れるカーテン
見えるのは髪の長い人物
そして聞き覚えのある歌声
運命の女神様が目をとめた 「なんて可愛い赤ん坊だこと。 そうだわ!あの子に魔法をかけて遊びましょう」 くぼんだ両目 痩せぎすな体 私を見れば誰もが言うのです 「化け物! お前は同じ人間じゃないんだよ」と 悲しいなんて思わない だって 思えばほら また涙があふれてくるわ
松川一静
もしも願いが一つ叶うなら 世界でたった一人だけの友達を 生きることは素晴らしいこと そんな風に私も思ってみたい
花巻貴大
「鼠はなんで嫌われるのでしょう?」 彼らは笑って「汚いからだろう」 「それなら答えて、目の見えない僕のために。 見てみぬふりに理不尽な差別、 それって鼠とどっちが汚い?」 後退る彼らに続けて言うんだ 「二度とするな!」 嬉しいのになぜでしょうか だって 涙がほら やっぱりあふれてくるのです
及川亜座美
もしもなりたいものになれるなら あなたの前では普通の女の子に 想うほどに胸が苦しい どうして私は私なのですか? 君は優しい女の子 なのにいつも自分を責める 慰めてあげたい君を そうだ ここに咲いた 花を君にあげよう それは見事な白いユリの花 そっと君の近くに置いていくよ
及川徹
金田一勇太郎
孤爪研磨
運命の女神様は意地悪だ 「醜いあの子を見たらどんな顔 するんでしょう、見ものね」 目よ治れと魔法をかける
黒尾穂奈美
花は黒く闇のように染まる それは不吉な黒いユリの花 「お前に彼から贈り物だ、 そら拾いなさい」 ああ これはきっと罰です だって 私が身の程知らずに恋をしたから
雪平朱音
いっそ死んでしまえばいいのでしょう あなたは叫ぶ 「泣かないで、僕がずっと 死ぬまで側にいる。だからさ、 今日から君は普通の女の子さ」 ……それに見なよ? 悪夢のような魔法はほら 解けたみたい
人物は涙を流した。消えることなく。