この作品はいかがでしたか?
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コメント
4件
確かに一人称の場合間違われると少し、違うぞ、と思ったりもしますね、主様はタグをつけてくださいと言っておりますが本編に行く前に注意書きで書いている人も多少いると思いますのでその人は許してあげてください、もしキャラ崩壊やキャラが言わなさそうな言葉が出てくるのが地雷ならすぐさま見るのをやめてましょう、書いてる側の人たちも悪気は無いと思いますのでそこの所は置いといてあげてください、
ごんじゃらすさんありがとうございます、そうやって共感していただけるとこちらも助かります。 良質な冬彰作品が増えるようこちらも全力を尽くします。
作者
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彰人
オレ、東雲彰人は二十二を過ぎ 念願のファッションプランナー の職についた。元々そういった類 に興味があり数学は苦手だったが デザインよりはマシだと喝を入れ なんとかここまでやっていけた。
けれど新人らしからぬ多忙さに 食いついていく日々、おかげで 期間限定のスイーツを逃す日々。 ちなみに言うとオレは甘いものが 好きだ、俗に言う甘党男子だ。
彰人
重い足を引きずりながらも コンビニに寄り道する元気が あることに自分で驚いた。 そこまでして糖分を取らねば 気が済まないのだ今日は。
自動ドアが開き店員の 「いらっしゃいませー」 とお決まりの常套句が 耳にやけに響いた、 けれど不思議と嫌な気は しなかった。
一直線に飲み物コーナーに 寄って素早くカフェオレを 手に取り、スイーツコーナー で目新しいものがないか 吟味した。
彰人
彰人
彰人
食欲が食欲を呼び 一個だけでは足らず 二個目も手に取って しまった。
ここ一週間は甘味を味わえて いなかったからこれくらい いいだろ。と自分自身に言い 聞かせてレジに向かった。
商品計三つを手に抱えレジの カウンターに一つずつ置いた。
彰人
冬弥
澄んだ綺麗な声に顔を上げると 珍しい青系のツートンカラーヘア をした顔立ちが整った男性が淡々と 商品のバーコードをスキャンている。
名札を見ると『青柳』の隣に 初心者マークが付いていた。 いわゆる新人で研修中なのだろう。 こんな良い顔してんのになんで コンビニバイトなんか…と何も 考えたくない頭でぼけーっと そう思った。
冬弥
彰人
冬弥
彰人
彰人
冬弥
店員に分かるほどに 疲れているのか…と、 ハハ…と苦笑いした。
帰ったら速攻食べて 速攻でシャワー浴びて寝よう そうしよう。
冬弥
彰人
冬弥
月日が経っているのか研修者の 割にはテキパキと器用にレジ打ち をこなしている。スムーズな流れに 目で追っているともうお釣りが目の前に差し出された。
冬弥
彰人
レシートを先に渡され、 次にお釣りを手渡された。 その際彼から声を掛けられた。
冬弥
彰人
冬弥
冬弥
彰人
彰人
冬弥
冬弥
冬弥
彰人
自分を見透かされたような 発言にとても驚いた。 もしやスイーツコーナーで 眺めていた時の表情を 見られていたのか。だとしても そんな事で分かるとは。 こいつ、出来る……!
彰人
彰人
彰人
冬弥
冬弥
無表情から一変、ふわりと 口元を綻ばせたその表情は 女性だったら一発で墜ちた であろう。
あの店員とは今後 顔馴染みになって いくんだろうなと 出口に向かいながら 気分良く帰った。
美味しそうなスイーツも 買えたし良い情報も手に 入ったし、今夜は安眠 出来たらいいなと帰路を 辿った。
冬弥
冬弥
冬弥
冬弥
冬弥