ピピピピ
ポチッ
悟
う〜ん…
悟
ふぁ~
悟
だりぃー…
悟
はぁ〜
悟
……
悟
準備すっか
一日の始まり
日々の日常
悟
あれ〜メガネどこに置いたっけー?
悟
メガネく〜んどこですか〜?
俺はいつもメガネを忘れる
悟
おっ見つけた
悟
あっ、やっべ
悟
遅刻じゃん
悟
急げ〜(棒)
たまに遅刻もする
いつもの学校
悟
間に合った〜
傑
おや、誰かと思えば悟じゃないか
儚
おはよ〜悟!
硝子
おー遅かったな
悟
いや〜メガネがなくてさ〜w
傑
またかい
硝子
www
硝子
お前、本当メガネ無くす天才だなww
儚
言えてるよw
傑
本当にねww
悟
うっせぇな!
普通の会話だけど俺は意識している
傑
ところで今日はメガネどこにあったんだい?
悟
洗面所
傑
洗面所か、
傑
顔洗う時に取ってそのままにしたんじゃないのかい?
悟
そうかも!
悟
ナイス傑w
硝子
そこ考察入れなくていいww
儚
傑らしいというかなんというかw
傑
そうかな?笑
儚
そうだよ!w
傑
そうかいw
悟
……(今日も傑可愛いな)
そう、俺は傑が好きだ
その気持ちに気づいたのは1週間前の事だった
俺はその日傑の家に泊まっていた
悟
なぁ、傑
傑
何?悟
悟
傑はさ、彼女作りたいと思う?
俺は別に彼女がいようがいまいがどうでも良かった
けど、何故か傑に彼女が居たらって考えると胸の奥がキュッと閉まるのような感覚がした
傑
ん〜今はいいかな
傑
私達みたいに呪霊が見えてる人間と見えてない人間って全然違うと思うから
傑
変人扱いされるのも嫌だしね
悟
へ〜
悟
(良かった)
なんで俺は今、ホッとしたんだろう
俺には知らない感情だ
この感情はいったい……
傑
悟……?
悟
んぁ、?何?
悟
考え事してたww
傑
ふーん
傑
そうかい
傑
私はもう寝るね
悟
あぁ、おやすみ
傑
うん、おやすみ
傑への恋の始まりだった
傑
悟?
悟
何だ?傑
傑
いや、ボーッとしてるからどうしたのかなって思ってね
悟
そんなに俺、ボーッとしてたか?w
傑
うん
儚
確かに〜急に真顔になったからビックリした
硝子
お前にしては珍しいな
悟
ちと、考え事しててな
傑
考え事、?
硝子
これまた珍しい事が起きてんな
儚
明日は雨なのかな?
硝子
そうかもなww
傑を意識し始めてから俺はボーッとする事が多くなった
悟
お前らはいったい俺をなんだと思ってんの?
傑
何を考えてのか分からない能天気なバカ
儚
学長にいつも怒られてる短気なバカ
硝子
人をゴミみたいに扱うクズのバカ
悟
最低〜(棒)
傑
あははw
儚
でも、本当の事じゃんw
硝子
本当、本当
能天気なバカか…嬉しい
傑が俺に言う言葉全部が嬉しく感じる
悟
学長来たわ
傑
今日はどうな任務が待ってんだろうな
硝子
どうでもいい〜
儚
簡単な任務だといいけど
悟
傑〜任務がてらスイーツでも食べて行こうぜ
傑
仕方ないな
悟
ラッキー
2人のだけの合同任務
今日もまた傑と2人きり
傑
何考えてのさ
悟
何も考えちゃいねぇよ
悟
ただ……
傑
ただ?
悟
今日も同じ任務だなってw
傑
私と同じ任務嫌なのかい?
悟
誰が嫌だって言った?
傑
からかってるだけだよw
悟
そうかよ
嫌だって言われると不安が襲ってくる
冗談だって知ってても怖くなる
それも恋のせいだろうな
傑
行こっか
悟
さっさと片付けてスイーツ食べに行くぞ
傑
了解