テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
私の家の洗濯機は2階にあり、その真下には台所がある
数日前起きた大きな地震のせいで洗濯機と蛇口を繋ぐホースが取れて水が溢れた
洗濯機の置いてあるゆかも、台所の天井もビシャビシャだ
私
母
築50年以上の木造の家に水が染みて変な匂いがする
その匂いを我慢して、その日は眠りについた
翌朝
朝ごはんを食べに台所へ向かった
私
私
そう言い天井の方を見た
私
天井の所々に赤い点が着いている
私
私
母
私
母
母
母
父
父
私
父
父
母
朝ごはんを食べ終え、部屋に戻って家を出る準備をする
その間、父と母はあの天井を調べていた
私
母
家を出ようと部屋を出た瞬間、母の悲鳴が聞こえた
私
母
母
私
そう言われても、すぐに動き出せなかった
父が赤い点のついた天井を持ち上げていた
その腕には赤い液体がついている
私
父
ボトッ
父
天井の中の暗闇から、真っ赤な塊が落ちてきた
よく見ると、人の手のように見える
私
母
母
その後すぐに警察官が来て、天井の中が詳しく調べられた
父と母が顔を青ざめながら警察官の話を聞いている
私たちは引っ越すことになり家を探し始めたが、父と母はやけに真剣に探していて、そこまで裕福な家庭でもないのに、新築の高めの家を購入した
私
私のこの質問に、父も母も答えようとはしなかった