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恋夏

……ここって、ラブホじゃないの?

高杉

…見た目は、な。中身はただの隠れ家だ。気にすんな

恋夏

気にするわボケ……!こんなとこ、気にしない方がおかしいし!

一組の大きな布団が中央に敷かれていた。

恋夏

また……一緒の布団……?

高杉

まさか今日も…か?

恋夏は深く息を吐いて、布団の上に座った。 高杉も無言で隣に腰を下ろす。

高杉

……さっき、お前が“ありがとう”って言ったときちょっとだけ……ドキッってなった

恋夏

えっ……

高杉

……子どもみたいに反応すんな。……俺だって初めてなんだよこういうのは

恋夏

晋ちゃん……

恋夏

(好きだって言われたわけじゃないのに。でも――)

そっと手を伸ばす。 布団の上で、高杉の手と恋夏の手が触れ合った。 彼はゆっくり指を絡めてきた。

高杉

……今夜は、こうするだけで…いいか?

恋夏

……うん。十分ドキドキしてるから……

二人はそのまま、同じ布団で肩を寄せ合い横になる。

高杉の低い息づかいがすぐ隣にあって、恋夏はぎゅっと目を閉じた。

恋夏

(もう皆のとこには戻れないかも。……でも後悔しない)
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