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かいら
少しの沈黙が続くと、ナイルがゆっくり息を吐く
ナイル
カルロ
ナイル
俺たちは一歩、迷路に近づくと、俺は迷路を見つめる
カルロ
カルロ
ナイル
ナイル
ナイル
俺の手が僅かに震えている
「帰れる」という可能性が、現実味を帯びるが、それと同時に危険だ
カルロ
ナイルは少しだけ驚いた顔をして、すぐ笑った
ナイル
ナイル
カルロ
ナイル
俺の素っ気ない返答に軽く返すナイル
穏やかな空気が流れていたが、次の瞬間、空気が変わる
ナイル
どこからか、視線を感じたナイルは、低い声でそう言った
ナイルに言われた後、俺もすぐに気づく
カルロ
振り返ると、そこにはロランが笑いながら、立っていた
ロラン
ナイル
ロラン
ロランは首を傾げた後、視線が俺の方へ向く
ロラン
ナイル
ロラン
ロランはナイルの方へ一歩だけ、近づく
ロラン
ロラン
ロランは無邪気な笑顔でそう言いながら、俺の方へ手を伸ばす
カルロ
カルロ
俺が反射的に後退りをすると、ナイルが間に入った
ナイル
すると、ロランの表情がほんの少しだけ歪む
ロラン
ナイル
ナイルは軽く笑った
ロランは一瞬黙ったが、しばらくすると、いつもの笑顔が戻った
ロラン
顔は笑っていたが、瞳はどこか冷たかった
ロラン
ロランはそれだけ言い残すと、光と共に消えていった
ナイル
カルロ
ナイル
短い沈黙の後、カルロは迷路に一歩だけ近づいた
カルロ
カルロ
ナイル
俺とナイルは、歪んだ迷路の前で並ぶ
迷路はまるで、二人を待っているかのように、静かに脈打っていた