涼介の母親
急にごめんね蓮司君
蓮司
はい?
涼介の母親
涼介が車にはねられて、、
涼介の母親
どうしても蓮司君に会いたいって言うの
涼介の母親
△病院なんだけど、、来れるかしら
蓮司
え!?すぐ行くので待っていてください!!
30分後、俺は何とか△病院に着いた
蓮司
涼介!!!
涼介の母親
中に居るわよ
俺は病室のドアを開けた
涼介
、、、
蓮司
涼介!!大丈夫なのか!?
涼介は酸素マスクをつけていたが、元気そうにこっちを見ていて、少し安心した。
蓮司
涼介、、俺毎日ここ来るから、安心してな
涼介
、、、
涼介は嬉しそうに微笑んでいた。 僕はその様子を見ていた俺は、近くで涼介と話したくなって近くに寄って行った
蓮司
なぁ、涼介俺さ、、、、
その時だった。
涼介
、、、!!
心拍数を伝える機械が明らかに異常な心拍数を表示していた。
蓮司
涼介!!涼介!!
俺は涼介のそばで叫び続けた。 そのとき涼介が棚に手を伸ばしてる事に気づいた。 その棚の上には涼介の日記とペンが置かれていた。
蓮司
(何かいいのこそうとしているのか?)
蓮司
待ってろ涼介!
俺は涼介に日記とペンを渡した。 涼介は最後の力を振り絞るように日記に文字を書きなぐった。 そして医師達が凄い勢いで入ってきた
医師
どいてください!!!!
蓮司
涼介を頼みます!!
医師は力強くうなづいた。 そして、この勢いでどこかに無くならなってしまわないように、俺はすかさず涼介の日記をとってポケットにしまった。
五年後、、
涼介は助からなかった 俺は会社員になった。
蓮司
今日も暑いなー、タオルはタオルはー、、、
ポケットを探っていると何かが手にあたった。
蓮司
、、ん?
それは涼介の日記だった
蓮司
涼介、、俺はずっとお前の親友だからな、
蓮司
そうだ、そういえばあの時のメモ読んでなかったな
俺はすっかりしわしわになった日記を取り出してメモが書いてあるページを探した
いままでの涼介との思い出が頭をいっぱいにした。
蓮司
お、あった
蓮司
、、、、、
その文字を見た瞬間背筋が凍った
その日記には涼介独特の文字でこう書かれていた。
「酸素チューブを踏むな 足をどけろ」







