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#一次創作
由良に好きな人を告白されて数日が経った。
あれ以来、あの少しくすぐったい雰囲気になる事はなかった。できればもう二度とこないでほしい。 いつも通り、由良は呑気そうな顔をしながら授業を受けていた
由良
帰り際、由良にそう言われた。
春太
由良
僕は一気に口の端を吊り上げてからかうような声でこう言った。
春太
由良
春太
由良
良かった、本当にいつも通りの由良だ。そうだよな?
ベリっと気持ちの良い音が鳴り響いた。
由良
由良は汗だくになった額を掻き上げながらアイスに齧り付いた。
春太
由良
僕は呆れながらアイスの袋を乱暴に開けて、口に放り込んだ。
しばらく会話が続かなくなり、気まずい雰囲気が流れ始めた。
そんな時だった。
??
鈴を転がしたような声が聞こえてきた。
前田さんだった
由良
前田さん
由良
前田さん
由良
二人の会話を聞いていると僕の知らない時間が流れていたようだ。
お願いだ、僕を置いていかないでくれ。
僕は溶けかけたアイスを黙って握りしめていた。
前田さん
由良
やっと二人の会話が終わったようだ。僕はそんなとこを考えながら俯いていた。
由良
由良は一瞬、眉間に皺を寄せたあと少ししゃがんだ。
由良
春太
僕は無理やり笑顔を作った。うまくできている筈だ。
由良
春太
僕はこの前より少し気が重くなっていたのを確かに感じていた。