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吹いた風に乗って花びらが飛んできた
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風が吹いた方を見ると城の奥深くに キレイに花が咲く庭園が見えた
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醜く恐ろしい怪物が居る城の門を 気づいたら越えて中に足を踏み入れていた
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広い庭園には四季折々の花々が咲き誇り、それはまるで天井の庭の様だった
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……
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村人
村人
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村人
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村人
村人
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村人
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村人
村人
村人
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近づいちゃんダメと言われてる城の話は出来なくて誤魔化すジミン
村人
村人
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村人
村人
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村人
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村人
村人
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村人
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村人
村人
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村人
村人
村人
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村人
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村人
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お母さん
お母さん
お母さん
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お母さん
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お母さん
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お母さん
お母さん
大好きな母さん
自分の事よりも僕の事を
愛して心配して、
まるで僕は守られてるだけの
小さな子供だ
母さんの重荷になりたくない
僕が健康だったら、
僕が母さんを守ってあげるのに
朝早くに起き寝ている母の目を盗んで忘れられた城の庭に来たジミン
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だが怪物は現れなかった
それからジミンは何度も
朝早く起きては城の花を摘み
花屋のおばちゃんに花を売った
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今まで無かった視線を感じた
だけど不思議と怖くは無かった
それはジミンが死を覚悟して 居るからでは無い
いつの間にか花を盗む度に訪れる度に
キレイに咲き誇る花を見て
怪物への恐怖心はうすれていったのだ
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怪物
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気配はあるのに視線は感じない
周りを見渡してみる
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純粋に興味心からだった、
何処かで死を覚悟しているジミンは
怪物の姿がどんなに醜かろうと、
恐ろしくても怖くは無かった
怪物
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寝ている怪物の顔を覗き込んでまじまじと見てみるジミン
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その顔は端正に整った、
キレイな顔で
まつ毛は長く鼻筋が通り
まるで彫刻の様な美しさだった
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寝ている怪物の顔を見ているだけで
自然と胸が高なった
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コメント
3件
ジミン(T^T)私が薬代稼ぐから生きてくれ(T^T)そして怪物の正体は?!