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突然だがみんなの学校や職場に こんな女性はいませんか?

黒髪ロングでメガネかけてるいわゆる 地味っ子もしくはメガネっ子

またはギャルのような軽い感じの話し方 ちょっと派手な服を来てる人

男女ともに友人が多い女子

生きてく中でこんな人達に少なくとも 1度は見たことあったり実際に友人にいる なんてこともあるはず

何故こんな事を質問したか?

理由は単純 今言ったふたつを合体させたような 新たな人間に俺が会っているからだ

見た目は地味っ子もしくはメガネっ子 と言われる部類なんだが 性格は軽い感じというかなんというか

Sっ気があるというのか…… そんな女子がいる

名は北条 美波(ほうじょう みなみ)

俺の隣の席の女子なんだが……

こいつが今俺を困らせてる最大の原因だ

最初は話す事なんて一切なかった むしろそれを俺は望んでいた

あんな事さえ起きなければ……

俺の通う高校はいわゆるバカ高だ

成績がそうでも無い人が集まる高校

俺は成績自体は比較的いい方であったが この高校を選んだ

理由としては校則が無いに等しいからだ

私服 土足 バイトOK 髪染めピアスOK

俺の望む全てをその高校は持っている

だからその高校に入学 ちなみにあっさりと合格した

合格したあとは服を買いに行った

そう服を買いに行った…

この判断がまずかった…

私服ありなのはいいけど俺の持ってる服外に着ていくやつは少なめなんだよな

ちょっと買いに行ってくるか…

そう思い街中をブラブラしていた

ちなみに服のセンスは皆無だ とりあえずジーパンに適当な服着てれば いいだろ程度の感覚だった

今日の目的は学校に着ていく服を何着か買うこと……

は建前で実際は可愛い服が欲しい…

そう…俺は見た目に反して可愛い服ばかり買って着ている

もちろん部屋着だが…

可愛い服とは俺基準である 最近ハマってるのはキモキモアニマル と言うキャラクターのシャツだ

顔が一般的にはキモイまたはウザイ などと言われているが俺的には キモかわいいと思っている

それを見つけて買いたいところ

だがそう簡単には見つからないのが 世の中というものだ

とりあえずウニクロとZUを見てみるか

〜ウニクロ〜

一応学校に着ていく服も見ていくか

メンズの方を見て回るが 俺の体格的にメンズだと少し大きいのだ

なのでメンズは服だけでレディースで ジーパンなどを買う事にしている

ぶっちゃけ結構恥ずかしい

だが体に合わないのだから仕方ない レディースものを買うしかないのだ

ウニクロはちょっと高いな…

俺の持ち金だとそんなたくさんは買えないな……

ある程度見て回って気に入るものがなければZU行くか

結局見て回ったがろくなのがないので ZUにと店舗を変えた

〜ZU〜

ここならなんかあるだろ…

一応メンズを見て……

!!?

こ、これは!

メンズの服を見てると白黒でよこしまの モコモコパーカーが見つかった

なにこれかわいい…

あったかそう…

でも時期的にモコモコは…

いやしかし最近寒暖差が激しいから…

値段みて考えよう…

値段 860円

や、安い!

これは買うしかねぇ……

そこではそれと黒系のジーンズを買い そのあとはまた別の店舗にと移った

〜しなむら〜

ここは安いし家からも簡単にアクセスできるから楽でいいな

さて、またいつも通り漁りますか

探しているとまた魅力的なものを見つけた

猫耳パーカー……

しっぽ付きだ……

フードには猫ちゃんの顔のイラストも…

その上値段も安い……

これは買うしかないな…

黒と灰色どっちにしよう……

女性

このパーカーいいな

こっちにするか

選んだパーカーを取ろうとすると たまたま同じものを取ろうとした女性と 手が触れてしまった

あっすみません…

女性

い、いえいえ私こそ…

あの〜…

女性

は、はい?

そのパーカー買います?

女性

い、いやまだ悩んでまして

女性

黒にするか灰色にするか

じゃ、じゃあ先に取られせてもらっていいですか?

女性

ど、どうぞ

そう言って灰色の方を選び その場を後にする

び、びびった〜……

まさかあんな服を買う人が俺以外にもいたなんて……

とにかくお目当てのものは手に入った

あとは学校に着ていく服を適当に選んで今日は帰ろう

お目当ての猫ちゃんパーカーと その他衣類を何着か買い家にと帰る

いい買い物ができてしまった

この猫ちゃんパーカーはお気に入りになるな

この時は想像もしてなかった あの時偶然同じものを取ろうとした女性 が美波であったなんて……

時は流れ入学式 つまらない校長の話を適当に流して 言われた教室にと入る

俺の席はここか…

先生が来るまでは退屈で仕方なかった

初日なので友達なんかいる訳もなく 教室はやけに静かだった

しばらくすると続々と人がやってきた どうやら近所に住むやつら同士が 同じ教室になったようでそいつらは ワイワイ話していた

ガチで遅ぇな…

そんなことを思っていると隣に誰か座った

(隣のヤツが来たみたいだな)

(あんま話すことないだろうが一応顔だけでも確認しとくか)

そう思い横を見るそこに居たのは 以前同じものを取ろうとした女性が そこに座っていたのだった

(………え?)

(あの人って確か…)

相手もこちらに気づいたのか振り向き じっと見たあと口を開いた

女性

もしかしてこの前お会いした…

あっ…ど、どうもです

女性

同じ学校でその上同じ教室だったんですね

で、ですね〜

(気まずいだけでなく俺としては危機感もある)

(理由としてはあんな服を俺が買っていたなんて事を知っているからだ)

女性

あれ?あの服着ないんですか?

あ、あれは部屋着に…

女性

そ、そうなんですか〜

(これはまずいって……)

女性

今日はしっかりとした服なんですね

一応入学式ですから

女性

じゃあ明日の服に期待ですね

あ、アハハ……

(終わった……)

(あんな服を買う奴がオシャレっぽい服を着てくるなんて知られたら…)

(いや、そもそもあれはオシャレなのか?)

(明日の服はスカジャン着てイカついネックレスとか付けるから……)

そんな事を考えていらその日が終わり 翌日にとなった

結局ヤクザというか不良っぽい服を着てきてしまった

根は優しい人だと自負してるんだが

顔のせいなのか怖がられてヤンキーみたいと言われ

この際ヤンキー路線で攻めようとして言葉遣いに態度などを極めてしまったから…

あの人にあったら確実にいじられる

でも一応俺のキャラ的にヤンキーを演じなければならない……

あぁ……完全に終わった

弱み完全に握られた

それらから隣のヤツのせいで 俺は毎日困っている

隣の席のヤンキーは可愛い

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