気付いたら走ってた。
兄弟達に見付からない場所へ、
誰にも見付からない場所へ。
もっともっと、
遠くに行かなくちゃ。
もっともっと遠くへ行って、
独りで死ぬんだ。
沢山走った。
今にも倒れそうなのを必死に堪えて
きれいな透き通った海に足を置く。
少し冷たくて心地よかった。
あぁ、早くこうしとけば良かった。
ならもっと早く楽になれてたかも 知れないのに。
馬鹿だなぁ、
乾いた声で笑う。
自分を責める様に。
全て"自分のせい"だから。
兄弟達がああなったのも、
自分がこうなったのも。
風が強くなり、波が強く打つ。
もう立って居られなくて、
俺はその場に倒れる様に座った。
そのまま、ぐちゃぐちゃな感情を 整理しようとしてる時、
運悪く兄弟達が揃って 俺の元へ走って来た。
やっぱり素っ気ない 態度を取ってしまう。
でも兄弟はそんな事気にしてない様で、
あぁ、そういう事か、
俺が死のうとしてるのを 阻止してるんだ。
...なんで?
なんで阻止なんてするの?
俺の事嫌いなんでしょ?
なんで、
俺はそのまま眼を閉じた。
はずだった。
..BADEND..??
なんか病んでるみたいになっちゃった...
一応endだお
142タップお疲れぃ
コメント
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続き見たかったら言ってください!
なんかボカロが頭ん中流れたわ