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りくさんは、これこれぇ🖤💙www
仕事が終わってサウナも行って、家でテレビでも見ようとソファに座ってリモコンを手に取った瞬間、来訪を知らせるインターホンが鳴った
渡辺翔太
記憶を辿りながらモニターを覗くと、そこには仕事で一緒だっためめが
でも俯いていて顔は見えない
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
モニター越しにもめめの様子がおかしいのが分かった
何かあったのだろうか……
心配になりながらそろそろ着くだろうかと玄関へ向かう
ガタンッ!!
渡辺翔太
玄関に着くと、ドアに何かがぶつかる音
慌てて開けるとそこには倒れ込むめめが
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
呼吸が荒く辛そうなめめを抱えるように支えて中に入りドアを閉める
触れる身体が熱い
目黒蓮
渡辺翔太
目黒蓮
必死にリビングに向かおうと熱い身体を引く
背が高いめめを運ぶのはただでさえ至難の業なのに、当の本人は何故か俺の肩に顔を埋め名前を呼び歩こうとしない
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
あろうことかめめの手が俺のシャツの中に
驚いていると、グッと肩を掴まれ背中に衝撃が
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
気付けば俺は廊下の壁に押し付けられていた
めめの顔を見上げると、熱っぽい視線に射抜かれる
渡辺翔太
混乱しながら声をかけるとめめの整った顔が近付いてきて……
噛み付くようにキスされた
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
すぐに舌がぬるりと入ってきて絡み取られる
どちらかともいえない唾液が顎を伝った
なんで、こんな事をしてるんだろう……
絡まる舌が熱くて、何も考えられない
目黒蓮
渡辺翔太
舌が離れたと思えば、また熱い手がシャツの中に入り肌に触れた
止めなきゃいけないのに……ゾワゾワとした感覚に弱い力でめめの身体を押す事しかできない
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
めめの指が胸の飾りを掠めた瞬間、自分から高い声が出て、思わず口を塞いだ
渡辺翔太
目黒蓮
と、突然勢いよく手を引かれる
お互いよろけながら辿り着いたのは寝室
ベッドが見えた瞬間、血の気が引いた
渡辺翔太
目黒蓮
めめが何をしようとしているのか嫌でも分かってしまって、捕まる手を引き抵抗する
でも、恐怖で震える身体ではめめの身体はびくともせず、更に恐怖を煽った
渡辺翔太
そもそも体格で負けている俺がめめの力に勝てるわけがなく、勢いよくベッドに投げつけられてしまった
それでも逃げようと身体を起こすとすぐに上から押さえつけられる
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
必死で抵抗して手を振り回したら、拳がめめの額を掠めた
それにめめが怯んだ隙に逃げようと身体を動かす
渡辺翔太
と、勢いよく馬乗りになられ視線をめめに移すと、振り上げられた拳が………
ガッ!!
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
え……今、俺……殴られ………?
まさか……と思うが、痛む頬と口に広がる血の味が、現実だと教えてくれる
痛みと恐怖に抵抗する力を無くし、涙が溢れた
渡辺翔太
この男は誰だ?
俺の知ってる目黒蓮じゃない……
なんで、俺は肌を弄られてる?
なんで、何度もキスされてる?
なんで……そんなところに……入れ……
俺は、考えるのをやめた
目黒蓮
カーテンから覗く光に目を覚ます
回らない頭で、数回瞬きを繰り返して見慣れた部屋じゃない事に気付いた
目黒蓮
起き上がってみると上半身裸
布団を捲って見ると下着は履いていた
目黒蓮
鼻につく、雄の匂い
乱れた寝具
ほぼ裸の自分……
視線を巡らすと、枕やマットに乾いた血が
目黒蓮
確か、昨日メンバー仕事の後、個人の仕事が終わって帰路に着いた
軽く買い物して、駐車場に向かおうとした時……
ファンだと名乗る女性に、何か…液体をかけられたんだ
すぐにそこから逃げたのは覚えてる……
それから、だんだん身体が熱くなって……
熱を吐き出したくて堪らなくて……
目黒蓮
この状況から察するに、俺は誰かとそういう事をしてしまったのだろう
問題は、相手が誰か……だ
無理矢理俺が襲っていたとして、もしそれを公表されでもしたら大問題だ
恐る恐るベッドを抜け出し、散らかった服を手に取る
と、横に見覚えのあるTシャツが
目黒蓮
俺のじゃない、男物のTシャツ
これを着ていたのは……
まさかと思い、部屋を見渡す
以前、いい買い物したと笑顔で話していた加湿器
綺麗に飾られた……メンバーの写真……これは、康二が撮ってみんなに配っていたものだ…
行き着いた答えに血の気が引いた
目黒蓮
慌てて寝室を飛び出し、リビングに出ると、そこは何度も来たことのある部屋
やっぱり、俺が襲った相手は……
目黒蓮
リビングを見渡しても姿はない
心臓が、嫌な音を立てる
廊下に出て、片っ端からドアを開けていくと…
目黒蓮
そこには脱衣所でうつ伏せで倒れている翔太くんが
慌てて駆け寄り身体を起こす
目黒蓮
その顔を見て息を呑んだ
ぐったりとして固く目を閉じたその顔は真っ青で……
いつもは整った左の頬が腫れ赤黒く変色して、唇の端には傷が
身体を見ると、手首には赤黒く手形が付いていた
どう考えても、これをした犯人は……俺だ
目黒蓮
意識のない翔太くんを抱えて愕然とした
目黒蓮
翔太くんの顔色は悪いし、身体も冷たい
このままにしておくわけにはいかないと、寝室から毛布とスマホを持って脱衣所に戻る
自分のしでかした事に震えが止まらないが、翔太くんの毛布に包みスマホを手に取った
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
電話を切って、大きく息を吐いてから翔太くんを抱き抱えてリビングに戻った
目黒蓮
あれから翔太くんをソファに寝かせ、しばらくするとインターホンが鳴った
玄関に迎えに行くと、怪訝な表情を見せる人物
阿部亮平
目黒蓮
俺が呼んだ人物……阿部ちゃんは、俺の言葉に頷いて、部屋に入った
阿部亮平
リビングに入って、翔太くんの姿が目に入ると阿部ちゃんは慌てて駆け出す
手首に触れようとして、一瞬止まるがそのまましばらく触れて、その後袋からいろいろ取り出してテキパキと処置をしてくれた
阿部亮平
目黒蓮
言い淀んでいると、阿部ちゃんの鋭い目に睨まれた
目黒蓮
阿部亮平
阿部ちゃんは意識のない翔太くんにそう言うと毛布を取り、身体を横にしてそこを見る
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
そう言って阿部ちゃんは翔太くんの寝るソファの前に座り俺を見た
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
俺がしてしまった事は、それくらい重い……
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
渡辺翔太
阿部亮平
阿部ちゃんが何か言おうとしたところで小さな声
思わず顔を上げると、阿部ちゃんの後ろで目を開けた翔太くんが
渡辺翔太
阿部亮平
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
ゆっくりと起き上がった翔太くんが俺を見る
目黒蓮
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
目黒蓮
阿部亮平
渡辺翔太
阿部亮平
目黒蓮
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
渡辺翔太
阿部ちゃんの雰囲気に思わず正座した俺を見て、翔太くんは笑う
目黒蓮
渡辺翔太
俺の言葉に、一瞬目を見開くと、翔太くんは小さく頷く
俺と翔太くんを交互に見て、そっと阿部ちゃんが俺たちの間から離れたのにゆっくりと頷いて翔太くんの傍に近付く
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
阿部ちゃんの心配そうな視線を受けながら、そっと翔太くんを抱きしめた
目黒蓮
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
目黒蓮
渡辺翔太
腕の中で赤くなった姿が可愛くて、唇を寄せる
渡辺翔太
阿部亮平
目黒蓮
もう少しで唇が触れ合う……前に、阿部ちゃんの声で現実に戻されてしまった
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
渡辺翔太
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
渡辺翔太
阿部ちゃんから醸し出す雰囲気に、俺たちは違う意味で抱き合った
それから俺を襲った女が逮捕され、ファンクラブからも強制退会させられたとマネから聞いたのは3日後………
清々しい笑顔で俺の前に現れた阿部ちゃんを見て、絶対怒らせないようにしようと心に決めたのだった………。
おしまい
主
主
主
主