これは僕が体験した小学六年生の時の話
僕
ただいまー!
お母さん
おかえり紫音
僕
あれ?ママどっか行くん?
お母さん
うんちょっと
僕
そっか行ってらっしゃい
お母さん
宿題ちゃんとするんよ?
僕
はーい
僕は四時くらいから出かけるお母さんを見て何も思わず帰りを待った
僕
ママまだ帰ってこんー...おばぁちゃん家に行ってるんやろか?
帰りが遅い...もう七時だ
僕
お腹空いた...なんか作ろっかなーって思ったけど火使うの禁止だもんねー...
僕
カップラーメンでも作ろう✨
やっと鍵が開く音がした
お母さん
ただいまー
僕
おかえりママもう九時やで
お母さん
ゴメンゴメン
お母さん
紫音ご飯も食べてるみたいやしはよ寝なさい
僕
はぁい
そして僕は自分の部屋に行き寝た
すると微かな声が聞こえた
ごめん紫音 ホントにごめん
昨日の事を考え事しながら授業した
するといつの間にか時間が早送りしたように...もう四時間が終わった
男子
紫音ーこれ一緒に運ぼ俺だけじゃ重いから
僕
うん分かったーでも一人で持てんとか( -∀-)草ですねー
男子
うっさいわアホ
僕
あ?やんのか?
男子
やってやろうじゃねぇか
友達
紫音ー程々にねー
僕
はぁい笑
笑ってられるのもこれが最後だ
放送室から担任の先生の名前が呼ばれる
担任の先生
ちょっと先生呼ばれたから行ってくるね
放送がかかってからすぐの事先生が走って教室に戻って来た
担任の先生
紫音!今すぐ帰る準備して!周りの子も手伝って!
僕
?はい
キョトンしつつ先生に尋ねた
僕
先生どうしたんですか?
でも先生の目ですぐ分かった
僕
お父さんが...危ないんだ
って