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ジェルside
橙樹
モブたち(白組)
、、皆賑やかやなぁ、、
彼らの雄たけびを尻目に、俺は応援席の方を見つめる。
なーくんはこちらに気づき自分の頭を指した。
橙樹
ズレていたらしいハチマキを気合いとともに付け直し、俺は彼に手を振り入場する。
橙樹
綱の近くに座り、スタートを待つ。
その時、違和感に気づいた。
、、、周りの白組は皆何かにビクビクしていた。
橙樹
近くの奴らに聞こうとすると隣の人が
モブ
と赤組の1人を指す。
橙樹
ここから見てもわかる凄い殺気だ。
まさかと思いながら先程の応援席を向いた。
___そこで見たのは、さとみがなーくんと楽しそうに喋っている姿。
赤崎
橙樹
応援されるのを期待していたのに裏切られたのだろうか。
というか馬鹿力発揮するやんけ、おいさとみお前今から莉犬を、、
桃谷
赤崎
殺気増し増しだった彼はさとみの言葉に一瞬にして頬を染めた。
赤崎
桃谷
くすくすと忍び笑いが漏れる中、殺気を目当たりにしていた俺たちは笑う余裕もなくホッと一息ついた。
橙樹
俺のガッツポーズを見た白組皆は
モブたち(白組)
と笑顔で返事をしたのだった。
先生
パァン!!
ピストルの音と共に綱を引き始める。
橙樹
赤崎
モブ(赤組)
時間がたつ事に赤組の力が何故かだんだん弱まっていくのを感じた。
それどころか俺の前に居た白組の奴らがこちらを振り向き大爆笑をしている。
モブ
橙樹
前の生徒が笑いながら俺に責任を託した。
橙樹
発音のいい英語を発しながら思いっきり綱を引く。
数秒の後、笛が鳴らされた。
審判は綱の場所を確認し、大きく叫んだのだった。