TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

透明な君

一覧ページ

「透明な君」のメインビジュアル

透明な君

1 - 第一話

♥

18

2019年10月19日

シェアするシェアする
報告する

目を覚ますといつもの日常

 夢物語はいつもすぐに終わる

桐沢フウカ

(っ…タバコと酒の匂い)

桐沢フウカ

(昨日は帰って来たんだ)

生まれた時から父はいない

母はいわゆる育児放棄ってやつだ

桐沢フウカ

いってきまーす

誰もいない家に言う

桐沢フウカ

失礼します

特に用があるって訳じゃないけど

ここ保健室は私のサボり場所だ

桐沢フウカ

(先生いないのかな)

ベッドを囲ってるカーテンに

手をかける

グッ

桐沢フウカ

……っ!?

桐沢フウカ

(何が起こったの?)

誰かに手を引かれて ベッドへ倒れこんでしまった

しかも目の前には知らない人

桐沢フウカ

…っちょっとっ

ショウ

シー……

ショウ

気づかれる

彼は口に手を当てて耳元で言う

生徒

おい、今なんか聞こえなかったか

生徒

え〜!?

生徒

だからこんなとこでしない方がいいって言ったじゃん!!

生徒

やっぱ違うとこでシよ、

声は隣のベッドからだ

しばらくすると2人は保健室から 出て行った

桐沢フウカ

…ふぅ……

ショウ

さっきは急に引っ張ってごめんね

桐沢フウカ

いえ、逆に助かったというか

桐沢フウカ

なんというか…

桐沢フウカ

(この体制も色々やばい気が)

ひとつのベッドに男女が2人きり

しかも距離は息がかかるほど

桐沢フウカ

(キレーな顔…)

ショウ

ん?僕の顔になにか着いてる?

桐沢フウカ

(やばいっ、見すぎた)

桐沢フウカ

い、いえっ!それでは、

私は慌てて保健室から出た

桐沢フウカ

(知り合いとか全くいないけど)

桐沢フウカ

(初めて見る人だ)

桐沢フウカ

(上履きが青だから3年生のはず)

桐沢フウカ

(先輩にあんな人いたんだ)

あんた、私のお金何処に隠したんだい

桐沢フウカ

知らない

嘘おっしゃい!!!

バチンッ

桐沢フウカ

(痛った……、)

今日も始まる地獄の時間が

ほんとにあの人に似て生意気なんだから

あんたの顔を見るだけで寒気がするわ

桐沢フウカ

(やっと消えたと思ったのに)

桐沢フウカ

(また新しいアザ)

桐沢フウカ

(こんなの虐待?)

桐沢フウカ

(知ってるよそんなの)

桐沢フウカ

(でも高校生にもなって施設なんか入りたくない)

私が我慢すればいいんだもの

桐沢フウカ

(いっその事ここから落ちよっかな)

学校の屋上から何度思ったことか

ショウ

死んじゃうの?

振り返ると彼がいた

桐沢フウカ

まさか…、

ショウ

なら良かった、

ショウ

また会ったね、僕はショウ

桐沢フウカ

桐沢フウカです

桐沢フウカ

って言うか、今授業中ですよ!?

ショウ

それは君も同じでしょ?

桐沢フウカ

(っ…確かに。)

桐沢フウカ

私はいいんです。
誰からも期待されてないんで、

ショウ

それなら僕も同じだな、

ショウ

期待されてない

桐沢フウカ

えっ…、?

ショウ

このアザ、どうしたの?

桐沢フウカ

(今朝出来たばかりのアザ…)

桐沢フウカ

さっき、ぶつけたんです

ショウ

ふーん

なんでだろう

なんで、そんなに

悲しい顔をするの?

あなたはどんな秘密を持っているの?

この作品はいかがでしたか?

18

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚