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聖次
187
ゆあ。🪽
18
#ファンタジー/SF
捨てられた消しカスの化身
129
明星の自宅
寝室
暑い
寒い
お腹すいたなぁ
気持ち悪
今何時やろか
頭ぐらぐらするわぁ
眠いなぁ
ずっとこのままでいたいなぁ
あーでも
樋宮 明星
樋宮 明星
寂しい
どこか他人事みたいに感じながらも
その言葉は
熱にうだった頭の中に
ずっとおる
樋宮 明星
樋宮 明星
樋宮 明星
暑い寒い
まるで体が鉛の塊みたいや
重くて重くて
一呼吸すらもだるいわぁ
樋宮 明星
樋宮 明星
ぐるぐると
思考がまわる
いろんなやつが好き勝手に喋っとって
でもそれ全部が俺自身なんやって
ぼーっと眺めている自分がおる
樋宮 明星
ガチャっ
そのとき
少し遠くて玄関のドアが開く音がした
樋宮 明星
樋宮 明星
おぼろげな記憶から今朝のメッセージを思い出す
樋宮 明星
樋宮 明星
コンコン
控えめなノックのあと
綾戸 恋
いつも通りの口調で入ってきた恋くんと
樋宮 明星
樋宮 明星
その後ろから
樋宮 明星
樋宮 明星
樋宮 明星
マスクをつけた女の子が1人
シロ
樋宮 明星
樋宮 明星
ぐちゃぐちゃだった思考は
嘘みたいに
途端にまっさらになりおって
シロ
不機嫌そうにそっぽ向く
その姿に
ただただ釘付けになった