"俺は、真冬のことが好きだから…!"
真冬
彼方さんがそういうと、青波さんの目は冷たくなった
すると、少しだけ笑ってこう言った
青波
彼方
青波
青波
青波
青波
真冬
心の底から、怒りを覚えた
お母さんの時とは比じゃないくらいの、憎悪と憤怒
真冬
真冬
彼方
そう言って青波さんを睨みつけると、 青波さんは間髪入れずに僕に襲いかかってきた
持っていた傘を、まるで刀のように振って僕の腕に当てる
真冬
彼方
ガッ!
真冬
僕は青波さんに胸ぐらを掴まれ、今にも線路に落ちそうになる
支えもなく、宙ぶらりんのままでいると 青波さんの手の力が緩んだ気がした
真冬
青波
ドスッ!
青波
彼方
鈍い音と共に、青波さんの後ろに女の人が現れて
気づいたら、青波さんはその場に倒れ込んでいた
よく見ると、青波さんの腰のあたりに血が滲んでいる
真冬
カランと音を立てて、血のついたナイフが女の人の手から落ちた
彼方の母
真冬
呆然とする僕たちの横を、電車が素早く走り去っていった
コメント
1件
そらるさんのお父さん…狂ってる…… そこまでそらるさんを自分のものにしたいの? 何回も言うけどそらるさんはものじゃない! ちゃんと生きてる1人の人間だよ! そして、まふくんがピンチ!だったけど そらるさんのお母さんがお父さんを刺した? 助けてくれたの?なんで?もしかして…… 続き楽しみにしています✨